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「陽気な中尉さん」「モンテカルロ」のエルンスト・ルビッチがトーキーになってから始めて手がけたシリアス・ドラマで原作は「シラノ・ド・ベルジュラック」で有名なエドモン・ロスタンの息モウリス・ロスタンの筆になる舞台劇。それをレジナルト・バークレイが手を加えて改作し更に「陽気な中尉さん」と同様サムソン・ラファエルソンとエルネスト・ヴァイダが協力してシナリオにまとめ上げたもので撮影は「龍の娘」「失われた抱擁」のヴィクター・ミルナーが担任。主なる出演者を挙げれば「侠盗ヴァレンタイン」のライオネル・バリモア、「盗まれた天国」「夜の天使」のナンシー・キャロル、「アメリカの悲劇」「光に叛く者」のフィリップス・ホームズ、「モンテカルロ」のザス・ピッツ、ルイス・カーター、ルシアン・リトルフィールド等である。
ネット上の声
- コメディだけではないルビッチ監督の知られざる反戦映画の名作
- ルビッチ作品を更に観ないではいられない!
- ルビッチ・タッチは、喜劇だけにあらず
- 殺した男になること、そして音楽
ヒューマンドラマ
- 製作年1932年
- 製作国アメリカ
- 時間77分
- 監督エルンスト・ルビッチ
- 主演フィリップス・ホームズ
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「魔の家(1932)」「待ちかねる処女」のジェームズ・ホエールが監督した映画で、「宝石泥棒」のラディスラス・フォドール原作の舞台劇を「カンターの闘牛師」のウィリアム・アンソニー・マクガイアが脚色したもの。撮影には監督に昇進したカール・フロイントが特に当たっている。「暗夜行路」「七月の肌着」のナンシー・キャロル、「千万弗の醜聞」のフランク・モーガン、「地下の雷鳴」「地獄特急」のポール・ルーカスが主演し、「魔の家(1932)」のグロリア・スチュアート、舞台女優のジーン・ディクソン、「六月十三日の夜」のチャールズ・グレイプウィン、ドナルド・クック、ウォルター・ピジョン等が助演している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1933年
- 製作国アメリカ
- 時間67分
- 監督ジェームズ・ホエール
- 主演ナンシー・キャロル
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ブロードウェイで有名な喜劇役者でこの映画の原作たるジョージ・マンカー・ウォッタース氏アーサー・ホプキンス氏合作の喜劇「パーレスクス」の主人公を勤めて人気のあったハル・スケリー氏が主演する映画で「恋愛行進曲「ウォール街の狼」のナンシー・キャロル嬢が共演し「サブマリン」「鉄火面」のドロシー・レヴィア嬢を始め、舞台劇「バーレークス」で演じた役者を勤めているオスカー・レヴァント氏、チャールズ・ディ・ブラウン氏、二巻物喜劇で有名なアル・センジョン氏、及びラルフ・シオドア氏が助演している。監督には「恋愛行進曲」と同じくジョン・クロムウェル氏とエドワード・サザーランド氏とが共同で当り、脚色は「人生の乞食」「煩悩」等のベンジャミン・グレーザー氏、撮影は「恋愛行進曲」「忘れられた顔(1928)」のJ・ロイ・ハント氏が担任している。
- 製作年1929年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督ジョン・クロムウェル
- 主演ナンシー・キャロル
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ジョージ・マリオン・ジュニア氏とロイド・コリガン氏との合作に成る脚本で、「グリーン家の惨劇」「撮影所殺人事件」等と同じくフランク・タトル氏が監督した。主役は「踊る人生」「恋愛行進曲」のナンシー・キャロル嬢で、喜歌劇のスターだったヘレン・ケーン嬢がお目見得をする外、「野球時代」「ストリート・ガール」のジャック・オーキー氏、「フーマンチウ博士の秘密」ウィリアム・オースティン氏、新進のスタンリー・スミス氏、その他ウォーレス・マクドナルド氏スチュアート・アーウィン氏等が出演して居る。カメラは「恋人強奪」「赤い髪」のアルフレッド・ギルクス氏である。
- 製作年1929年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督フランク・タトル
- 主演ナンシー・キャロル
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「スウィーティー」「ハニー」に次ぐナンシー・キャロル嬢主演映 画で、「アンナ・カレニナ」「巴里(1926)」及び未輸入の「侵入者」の監督として名を挙げたエドモンド・グールディング氏が原作脚色監督したもので、「摩天楼の巨人」「勇者ならでは」のハリー・フィッシュベック氏が撮影した。助演者は「勇者ならでは」「レヴュー結婚」のフィリップス・ホームス氏、「海の王者」「デパート娘大学」のホバート・ボスウォース氏、「大地の果てまで」「青春狂想曲」のジェームズ・カークウッド氏、「愛の訪れ」「ストリート・ガール」のネッド・スパークス氏、「若き翼」「半分天国」のポール・ルーカス氏、ザス・ピッツ嬢、モーガン・ファーレイ氏、ジェッド・プラウティー氏、等である。
- 製作年1930年
- 製作国アメリカ
- 時間---分
- 監督エドマンド・グールディング
- 主演ナンシー・キャロル
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「お蝶夫人」「ブロンド・ヴィナス」のケーリー・グラントと「紐育の仇討」「私の殺した男」のナンシー・キャロルが主演する映画で、「百万円貰ったら」「ふるさとの唄」のウィリアム・A・サイターが監督に当たった。原作はハーヴェイ・ファーガスンの小説で、「地下の雷鳴」のジョセフィン・ラヴェットと「天国爆撃隊」のジョセフ・モンキュア・マーチが改作し、「光に叛く者」「暁の偵察」のシートン・I・ミラーが脚色している。助演者は「白馬王国」「ふるさとの唄」のランドルフ・スコット「大空の闘士」のリリアン・ボンド、「拳骨大敵」のエドワード・ウッズ、グレイディ・サットン、オスカー・アッフェル等で、キャメラは「白馬大国」「タッチ・ダウン(1931)」のアーサー・L・トッドの兼任である。
ヒューマンドラマ
- 製作年1932年
- 製作国アメリカ
- 時間73分
- 監督---
- 主演ウィリアム・サイター
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「スイーティー」に次ぐナンシー・キャロル嬢主演のミュージカル・ファースで、アリス・デュアー・ミラー女史とA・E・トーマス氏合作の喜劇を映画化したもの。「ダミー」「崩るる天地」のハーマン・J・マンキーウィッツ氏が脚色並びに台詞を執筆し、「ストリート・ガール」「うわさ」のウェズリー・ラッグルズ氏が監督、「サンダーボルト(1929)」「君恋し」のヘンリー・ジェラード氏が撮影した。助演者は「スイーティー」のスタンリー・スミス氏、「レヴュー結婚」のスキーツ・ギャラガー氏、「楽屋行進曲」のハリー・グリーン氏、パ社短編トーキー出演のブルース歌手リリアン・ロス嬢、舞台から来たジョビナ・ハウランド嬢、新進の名子役ミッチー・グリーン嬢及び「ダミー」のザス・ピッツ嬢、「スイーティー」のチャールズ・セロン氏等である。
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- 主演ナンシー・キャロル
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「悪魔の日曜日」「危険なる楽園」のナンシー・キャロルが主演する映画で、「セレナーデ」「巴里酔語」のハリー・ダバディー・ダラーが「暗黒街のローマンス」「巴里酔語」の脚色者ダグラス・Z・ドーティーと協力で脚本を組み立て自ら監督にあたった作品である。米国の有する少壮ユーモリストとして知られているドナルド・グデン・スチュワートが特に台詞を執筆し、「喝采」「チウインガム行進曲」のジョージ・フォルシーが撮影を担任。助演者は「屠殺者(1930)」「サラアと其の子」のフレドリック・マーチ、「喧嘩商会」のフランク・モーガン、グレン・アンダース、ダイアン・エリス等である。
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ヒューマンドラマ
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- 監督ウィリアム・A・ウェルマン
- 主演リチャード・アーレン
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「蛍の光」「空中レヴュー時代」のジーン・レイモンド、「鏡の前の接吻」「暗夜行路」のナンシー・キャロル、マスター・オヴ・セレモニースとして有名なジャック・ベニーが主演する映画で、レオン・ゴードンが書き下ろし「フープラ」のジョセフ・モンキュア・マーチが脚色し、「暴走する悪魔」「恐怖の夜」のベンジャミン・ストロフが監督に当たり「ルムバ」「光は野より」のテッド・テズラフが撮影した。助演は英国から招かれた喜劇俳優シドニー・ハワード、「可愛いアンニー」のミッチー・グリーン「妾の弱点」のシド・シルヴァース、「世界大洪水」のシドニー・ブラックマー、「ますらを」のラルフ・モーガン、「恋に賭けるな」のシャーリー・グレイ、サム・ハーディ、パッシー・ケリー、ロバート・エリオット等である。
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- 主演ジャック・ベニー
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「暗黒街の女(1928)」「人生の乞食」等主演のリチャード・アーレン氏と「金は天下の廻りもの」「親爺若返る」主演のナンシー・キャロル嬢との第一回共演映画で、「恋人強奪」「モダン十戒」等と同じくドロー・アーズナー女子が監督したもの。原作は「夫人に御給仕」その他のアドルフ・マンジュウ氏主演映画の原作者エルネスト・ヴァイダ氏が執筆し、脚色は「ショウ・ダウン」「ラフ」のエセル・ドハーティー女史が担当した。助演者には「三罪人」「娘十八映画時代」のポール・ルーカス氏、「娘十八コーラス時代」「アメリカ美人」のリリアン・タッシュマン嬢、「荒療治一手引受」のダニー・オシア氏等である。
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ブロードウェイで5年にわたって長期興行を続けたアン・ニコルズ女史作の喜劇(三幕物)を映画化したもので、「肉体の道」「ニューヨークの波止場」のジュールス・ファースマン氏が脚色し、「肉体の道」「決死隊」のヴィクター・フレニング氏が監督の任に当たった。出演俳優は「つばさ」「紅い唇(1928)」「大学生気質」のチャールズ・バディー・ロジャース氏、「水盡く大地」「マンハッタン・カクテル」のナンシーキャロル嬢「オレンジ実る頃」「男女の戦」のジーン・ハーショット氏が主要な役を勤め、アイダ・クレマー嬢、バーナード・ゴーシー氏等は脚光を前に演じた役をカメラの前で演じている。なおJ・ファーレル・マクドナルド氏、ローザ・ロザノヴァ嬢も主演している撮影は「ニューヨークの波止場」「紳士は金髪がお好き(1928)」のハロルド・ロッソン氏が担当した。
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- 主演ゲイリー・クーパー
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