恋人同士の自由気ままな旅を通して、素直になりありのままの自分を受け入れることが生きる希望へと繋がることを描くロードムービー。監督は、「ガッジョ・ディーロ」「ベンゴ」「僕のスウィング」など、自身の生い立ちに深く根付いたジプシー文化を題材に映画を撮り続けるトニー・ガトリフ。本作は、13歳のときに祖国アルジェリアからフランスに渡り、どこにいても異国人のような感覚を持ち続けたと言うガトリフが、自らのルーツを辿る自伝的要素を含んだ作品。デビュー以来一貫してきたガトリフの作家性の集大成とも言える本作は、タランティーノらの絶賛とともに第57回カンヌ国際映画祭最優秀監督賞を受賞した。主演は、人気・実力ともにフランスNo.1俳優であり、ガトリフ作品としては「ガッジョ・ディーロ」に続く3作目の出演となるロマン・デュリス。
ネット上の声
- 自分のルーツを探しにパリからアルジェリアへと旅する恋人たちのロードムービー
- アルジェリア出身でフランス移民のトミー・ガトリフ監督の自伝的要素の強い作品
- パリからアルジェまで自分探しの旅
- ジャンル=第三世界映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督トニー・ガトリフ
- 主演ロマン・デュリス