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第二次大戦下のフランス、反ユダヤ主義の老人とユダヤ人の少年。奇妙な共同生活から生まれる、世代と信条を超えた絆の物語。
1944年、ナチス占領下のフランス。8歳のユダヤ人少年クロードは、迫害から逃れるため、田舎に住む老夫婦のもとへ。彼を待っていたのは、気難しく反ユダヤ主義者のペペ。正体を隠し、カトリック教徒として振る舞うクロード。最初は反発しあう二人だったが、孫のように無邪気なクロードと頑固なペペの間に、いつしか不思議な愛情が芽生え始める。しかし、戦争の影は静かに彼らの日常に忍び寄り、偽りの平穏を揺るがす。二人の絆が試される、その運命の行方。
ネット上の声
- 笑顔が素敵。 ファンキーで♪子供が好きで、笑い話が得意。殺生を避けるベジタリアンの優しいおじいちゃんは、 ユダヤ人を皆殺しにしたかったのだ
- ヌーヴェルヴァーグの映画作家クロード・ベリ監督のデビュー作となった自伝的ドラマ
- ペタン元帥と老犬とユダヤ少年
- チェコ・ヌーヴェルヴァーグのヤン・ニェメツの映像作品を保護し、ポランスキーの名作
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督クロード・ベリ
- 主演アラン・コーエン
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殺人罪で服役中の、奔放で美しい娘。彼女の過去を調査する真面目な社会学者が、その魔性の魅力の虜になっていくブラックコメディ。
女性犯罪をテーマに論文を執筆する社会学者スタニスラス。彼は研究のため、恋人を殺した罪で刑務所に収監されている若い女、カミーユ・ブリスに面会を申し込む。監獄の中でも自由奔放に振る舞うカミーユ。彼女は自身の波乱万丈な半生を、悪びれる様子もなく赤裸々に語り始める。その話はあまりに魅力的で、どこかユーモラス。スタニスラスは、研究対象であるはずの彼女に次第に惹きつけられ、公私の区別がつかなくなっていく。果たして彼女は本当に冷酷な殺人犯なのか、それとも運命に翻弄された無実の犠牲者なのか。真実が明らかになる時、学者の運命は大きく狂い始める。巨匠トリュフォーが描く、予測不能な愛と犯罪の物語。
ネット上の声
- 冒頭、社会学者スタニスラス・プレビン氏の新刊を探しにきた女の子、っていうシーンか
- 『あこがれ』でヒロインだったベルナデット・ラフォンを14年ぶりに主役に迎えた、明
- トリュフォー・マジックに魅了される☆
- ゴージャスな悪女に狂いたい男たち。
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演ベルナデット・ラフォン
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彼の葬儀に集ったのは、彼が愛した女たちだけ。一人の男の尽きることなき女性への愛と探求を描く物語。
主人公ベルトラン・モラーヌの葬儀から始まる物語。参列者は、彼が生涯をかけて愛した女性たちのみ。モンペリエの街を舞台に、彼の視点から過去が紐解かれていく。すれ違う女性の脚にさえ心を奪われ、その魅力の虜となるベルトラン。彼の人生は、まさに女性たちとの出会いと別れの連続。その飽くなき探求と情熱を、彼は自伝「恋愛日記」に綴っていく。数多の恋愛の果てに彼が見つけたものとは何か。トリュフォーが描く、ある男の愛すべき、そして少しもの悲しい女性讃歌。
ネット上の声
- 『恋愛日記』を読めば分る男と女の心理学!
- 流石トリュフォー(^_^) 芸術的で◎!
- またまたトリュフォー💕です😄
- 【脚フェチ男と女だけの葬列】
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国フランス
- 時間118分
- 監督フランソワ・トリュフォー
- 主演シャルル・デネ
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暗い獄窓に不毛の歳月を数えた一女性の出獄後の第二の人生に賭ける生きざまを描く。製作・監督・脚本は「男と女の詩」のクロード・ルルーシュ、撮影はジャック・ルフランソワ、音楽はフランシス・レイが各々担当。出演はカトリーヌ・ドヌーヴ、アヌーク・エーメ、ジャン・ジャック・ブリオ、ニエル・アレストラップ、コレット・ボードなど。
ネット上の声
- 16 年も獄中にいた過去ある女性をカトリーヌ・ドヌーヴが主演
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間99分
- 監督クロード・ルルーシュ
- 主演カトリーヌ・ドヌーヴ
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3代目にしてめぐり逢えた2人の、そこにいくまでの過程を描く大河ドラマ。製作・監督・脚本・台詞は「愛よもう一度」のクロード・ルルーシュ、台詞協力はピエール・ユイッテルヘーヴェン、撮影はジャン・コロン、音楽はフランシス・レイが各々担当。出演はマルト・ケラー、アンドレ・デュソリエ、シャルル・デネール、カルラ・グラヴィーナ、シャルル・ジェラールなど。本国公開原題はToute Une Vie。
ネット上の声
- やはりSF作品に
- 回る回る人生が
- 「愛と哀しみのボレロ」のように反戦色が濃いかと思ってみてみたら、そこまででも
- クロード・ルルーシュ監督『Toute une vie』≒ 人生すべて/一生涯
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間150分
- 監督クロード・ルルーシュ
- 主演マルト・ケラー
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「地下室のメロディー」の名匠アンリ・ベルヌイユが監督・脚本を手がけ、フランスを代表するアクション俳優ジャン=ポール・ベルモンドが主演を務めたポリスアクション。パリの高層マンションで女性が転落死する事件が発生。捜査に乗り出した豪腕警部ルテリエのもとに、ミノスと名乗る男から電話が掛かってくる。彼は自分が事件の犯人であると話し、連続殺人を予告。ルテリエは次の標的とされる看護師エレーヌの警護にあたるが、彼女は殺されてしまう。しかしエレーヌの死によって、犯人の意外な正体が明らかになる。次の標的がポルノ女優パメラ・スイートだと突き止めたルテリエは、彼女の自宅マンションへ向かうが……。共演は「恋愛日記」のシャルル・デネ、「友よ静かに死ね」のアダルベルト・マリア・メルリ。1975年製作・公開。2020年には、ベルモンド主演作をリマスター版で上映する「ジャン=ポール・ベルモンド傑作選」(20年10月30日~、東京・新宿武蔵野館ほか)で公開。
ネット上の声
- 補導されそうになりました。
- こんな映画があったのか!
- ベルモンドの良さが
- 話はテキトー
アクション
- 製作年1975年
- 製作国フランス
- 時間126分
- 監督アンリ・ヴェルヌイユ
- 主演ジャン=ポール・ベルモンド
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完全犯罪をあつかった「流れ者」同様、フランスのギャングをコミカルに描く。製作はアレクサンドル・ムヌーシュキン、監督・脚色はクロード・ルルーシュ、脚本はピエール・ユイッテルヘーヴェン、撮影はジャン・コロン、音楽はフランシス・レイ、編集はジャニーヌ・ボーブリルが各々担当。出演はリノ・ヴァンチュラ、ジャック・ブレル、シャルル・デネール、ジョニー・アリディ、シャルル・ジェラール、アルド・マチオーネ、ニコール・クールセルなど。
ネット上の声
- 最近見た映画では最もつまらない映画
- NHKが放映します。
- ルルーシュは、「恋人たちのメロディ」から急速につまらなくなった
アドベンチャー(冒険)
- 製作年1972年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間120分
- 監督クロード・ルルーシュ
- 主演リノ・ヴァンチュラ
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「世界詐欺物語」の中の一編としてジャン・リュック・ゴダールが監督したものを単独で公開した短編映画。実際にイスラエルであったにせ金づくりの話を基に、貧乏人にほどこしをするためにせ金を作る女詐欺師の姿を描く。ゴダールは当初、実在の詐欺師に会ってインタビューし直接その人間の動機を探ろうと考えていたが、結局は完全なフィクションにしてしまい、スターを使って演出、真実とフィクションのありかを追求しようとした。脚本・台詞もゴダールが担当。出演は女主人公にジーン・セバーグ、ほかにシャルル・デネール、ラズロ・サボなど。ゴダール自身も画面に顔を出している。
- 製作年1964年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督ジャン=リュック・ゴダール
- 主演ジーン・セバーグ