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1969年、イタリアを震撼させた広場爆破事件。一人の警視が、国家を揺るがす巨大な陰謀の真相に迫る社会派サスペンス。
1969年12月12日、ミラノ。フォンターナ広場の銀行で爆弾が炸裂し、多くの犠牲者が出る。世論がアナーキストの犯行を疑う中、捜査を担当するカラブレージ警視は、事件の裏に潜む不自然な点に気づく。これは単なるテロではない。国家そのものを揺るがす、巨大な陰謀の始まりだった。極右、諜報機関、そして政府。誰が嘘をつき、誰が真実を隠しているのか。正義を信じる一人の男が、見えざる敵との孤独な戦いに身を投じる。
ネット上の声
- 日本が五輪と万博ではしゃいでいた頃の話。
- う~ん、これはパンフが欲しい~~~。
- 東西陣営がイタリアで鬩ぎ合っていた頃
- 一瞬も気を抜けないテンポの映画です
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国イタリア
- 時間129分
- 監督マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
- 主演ヴァレリオ・マスタンドレア
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地中海、裕福な一家の少年と、命懸けで海を渡る移民たち。偶然の出会いが、少年の世界を根底から覆す。
現代イタリア。裕福な一家の一人息子サンドロは、家族と共に地中海でのヨット旅行を楽しんでいた。しかし、嵐の夜に海へ転落。死を覚悟した彼を救ったのは、ヨーロッパを目指す移民たちを乗せた小さなボートだった。言葉も通じず、明日をも知れぬ命の旅。これまで知らなかった世界の過酷な現実と、それでも失われない人々の温かさ。この数日間の過酷な漂流生活が、12歳の少年の価値観を根底から揺さぶる。これは、ある夏の衝撃的な出会いを描いた、魂の成長物語。
ネット上の声
- 移民問題をテーマにした社会派ですが、少年の成長ドラマとしてもよかったです
- ”それはただの現実にしか過ぎない”
- 美しく悲しいラストシーンだった
- イタリア映画って、いいのかも
夏に見たくなる、 懐かしいノスタルジックな夏、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国イタリア
- 時間120分
- 監督マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ
- 主演マッテオ・ガドラ
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イタリアの独裁者ムッソリーニに存在を消された最初の妻。歴史の闇に葬られた、一人の女性の壮絶な愛と闘争の記録。
20世紀初頭のイタリア。若き日のベニート・ムッソリーニと運命的に出会い、激しい恋に落ちたイーダ・ダルセル。彼女は全財産を投げ打って彼の政治活動を支え、息子を出産。しかし、権力の頂点へと上り詰めたムッソリーニは、彼女たちの存在を歴史から抹消しようと画策。国家という巨大な権力によって精神病院に幽閉されながらも、自らが正妻であると叫び続けるイーダ。愛と狂気に満ちた、彼女の執念の行方。
ネット上の声
- ムッソリーニを愛し執着しすぎた女性イーダの苦悶の人生の物語です
- 芸術度は高いのでしょうが生理的にNG
- 大きな歴史のなかに隠された小さなお話
- 【吟醸】美しき「白」、極上の芸術品
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間128分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ジョヴァンナ・メッゾジョルノ