-
「肉体の悪魔」「夜よ、こんにちは」のマルコ・ベロッキオ監督が、ファシズムの創始者ベニート・ムッソリーニを愛し続けた女性、イーダの半生を描く。熱心な社会主義者だったムッソリーニはいつしかファシストに転向してしまうが、彼に恋をしていたイーダは変わらずムッソリーニを愛し続けた。イーダは全財産をかけてムッソリーニを支援し、身も捧げて長男を授かるが、正妻のいるムッソリーニはイーダを徐々に遠ざけていくのだった。2009年カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品。日本ではイタリア映画祭2010にて「勝利を」のタイトルで初上映。11年劇場公開。
ネット上の声
- 大きな歴史のなかに隠された小さなお話
- 芸術度は高いのでしょうが生理的にNG
- 【吟醸】美しき「白」、極上の芸術品
- ムッソリーニの「妻と息子」の悲劇
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間128分
- 監督マルコ・ベロッキオ
- 主演ジョヴァンナ・メッゾジョルノ
-
ネット上の声
- たくさんの想いが交錯する愛のドラマ
- 悲しいラブレターとケーキの山
- 窓から見てもあなたはいない
- 抜け殻になった恋
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国イタリア,イギリス,トルコ,ポルトガル
- 時間105分
- 監督フェルザン・オズペテク
- 主演ジョヴァンナ・メッツォジョルノ
-
「幸せのちから」(2006)、「7つの贈り物」(08)のガブリエレ・ムッチーノ監督が、ハリウッド進出前の01年に本国イタリアで手がけた恋愛群像劇。30歳を目前にした幼なじみのカルロ、マルコ、パオロ、アドリアーノ、アルベルトと、彼らを取り巻く8人の人々の恋愛模様を軽快なタッチで描き出す。イタリアのアカデミー賞と言われるダビッド・ディ・ドナテッロ賞では監督賞ほか5部門を受賞。06年には「ラストキス」としてアメリカでリメイクさており、10年にはムッチーノ監督自ら手がけた続編「もう一度キスを」も製作された。日本では「イタリア映画祭2011」で上映され、13年、同映画祭の人気作品を集めた特集「Viva!イタリア」で劇場公開。
ネット上の声
- ありがちなんだけど、地に足がついている。
- 共感ポイント多くておもしろい
- 実際の9割減の浮気申告でも…
- パートナーの妊娠中に高校生と(!?)浮気する男、ワンオペ育児で追い詰められた妻に
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国イタリア
- 時間115分
- 監督ガブリエレ・ムッチーノ
- 主演ステファノ・アコルシ
-
気弱で冴えない深夜バスの運転手が、バスに飛び込んできた女泥棒によって大金の争奪戦に巻き込まれる姿を描いたイタリア製クライムサスペンス。ポーカーで負けた借金の返済を迫られているフランツの運転する深夜バスに、裸足の美女レイラが飛び込んでくる。元カレに追いかけられているいうレイラだったが、実は彼女の正体は泥棒で、ある男から盗んだパスポートに仕込まれていたマイクロチップのせいで、シークレットサービスから追われていたのだった。マイクロチップと400万ドルの札束をめぐる争奪戦に巻き込まれたフランツとレイラは、執拗に迫ってくる追っ手から逃げ続けるが……。「愛の勝利を ムッソリーニを愛した女」のジョバンナ・メッツォジョルノと、「甘き人生」のバレリオ・マスタンドレアというイタリアで人気の役者が共演。日本で劇場未公開だったイタリア映画を上映する「Viva!イタリア vol.4」(2018年6月23日~ヒューマントラストシネマ有楽町ほか)で劇場公開。
ネット上の声
- 最後の最後まで楽しませてくれました
- 伏線がどんどん回収されていく!
- 掘り出しもんш(°┏Д┓°)ш
- 無名だがなかなか良い作品。
サスペンス
- 製作年2007年
- 製作国イタリア
- 時間105分
- 監督ダヴィデ・マレンゴ
- 主演ジョヴァンナ・メッツォジョルノ
-
「小さな恋人」「家の鍵」「最初の人間」などで知られるイタリアの名匠ジャンニ・アメリオが、母の死が原因で不仲になっていた父と娘が、父の隣家の家族に起こった事件をきっかけに、関係を見つめなおしていく姿を描いた人間ドラマ。南イタリアのナポリで、かつて家族と暮らしたアパートに、いまはひとりで暮らす元弁護士のロレンツォ。娘のエレナはアラビア語の法廷通訳で生計を立てるシングルマザーだが、母の死が父による裏切りのせいだと信じ、いまも父を許せずにいた。ロレンツォは気難しいところがあるものの、最近は隣家の若い夫婦と彼らの子どもと仲良くなり、擬似家族のような関係になっていた。しかし、そんな平穏な日々が、ある事件によって突然幕を閉じてしまう。ロレンツォ役の主演レナート・カルペンティエーリが、イタリアのアカデミー賞と呼ばれるダビッド・デ・ドナテッロ賞などで主演男優賞を受賞。日本では「イタリア映画祭2018」で「世情」のタイトルで上映されている。
ネット上の声
- 本気で心底、この主人公が嫌い
- 観るべきは感情の機微だけ。
- 悪くはないけど
- イタリアの巨匠ジャンニ・アメリオ監督の『家の鍵』に感動したので、続けてもう1本で
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国イタリア
- 時間108分
- 監督ジャンニ・アメリオ
- 主演レナート・カルペンティエリ
-
「百年の孤独」のノーベル文学賞作家ガブリエル・ガルシア=マルケスによる同名小説を「フェイク」(97)、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」のマイク・ニューウェル監督が映画化。1897年のコロンビア、郵便局員フロレンティーノは配達先の令嬢フェルミナと恋に落ちるが、身分の違いを理由に引き裂かれてしまい……。フェルミナの結婚後、50年以上に及び彼女を待ち続けるフロレンティーノを、「ノーカントリー」でアカデミー賞を受賞したハビエル・バルデムが好演。
ネット上の声
- ノーベル文学賞作家でラテンアメリカ文学の鬼才ガブリエル・ガルシア=マルケス原作の
- 初恋が破れた多くの人は同じ「幻想」を抱く
- 今、この時に、愛する人がそばにいるなら
- ストーカー男にドン引きする前半の99%
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国アメリカ
- 時間137分
- 監督マイク・ニューウェル
- 主演ハビエル・バルデム
-
「アメリカ,家族のいる風景」(2005)、「ランド・オブ・プレンティ」(04)など2000年代はアメリカを中心に描いてきたビム・ベンダース監督が、およそ12年ぶりにヨーロッパを舞台に撮影したロマンティックスリラー。世界的に成功を収めた写真家のフィンはイタリア・シチリア島のパレルモへ旅に出るが、跡をつけまわすナゾの男の存在に悩まされる。そんな時、美術館の壁画を修復している魅力的な女性フラビアに出会い、2人はフラビアの祖母との思い出の地へ繰り出すが……。主演はドイツの人気パンクバンド「ディー・トーテン・ホーゼン」のカンピーノ。撮影時は存命だった「アメリカの友人」のデニス・ホッパーが共演。
ネット上の声
- ストーリーに加わる音楽と映像がすばらしい
- 一応ヴェンダース監督作品だけど・・・
- 何でこれが都内は吉祥寺だけなの!?
- パレルモはドイツからも遠い国なんだ
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国ドイツ,フランス,イタリア
- 時間108分
- 監督ヴィム・ヴェンダース
- 主演カンピーノ