1980年代ポーランド。向かいの女性を盗み見る孤独な青年。覗き見から始まる、純粋で歪んだ愛の探求。
1980年代、ポーランド・ワルシャワの巨大団地。郵便局で働く19歳の孤独な青年トメクの密かな日課は、望遠鏡で向かいの部屋に住む年上の女性マグダの生活を覗き見ること。その行為はいつしか純粋な恋心へと変わり、彼はついに彼女への接触を試みる。しかし、愛を信じない奔放なマグダは、トメクの告白を弄び、彼の心を無残に打ち砕く。絶望の淵に立たされた青年の行動が、今度はマグダの心を激しく揺さぶり始める。覗き見から始まった歪んだ関係の果てにある、愛の真実。
ネット上の声
- 最初はただの覗き見の話かと思ったけど、孤独な二人の魂がすれ違う様が本当に切なくて、胸が締め付けられた。これは純愛映画の傑作。
- 主人公の行動はストーカーすれすれだけど、なぜか憎めない。愛って何だろうって深く考えさせられる映画でした。
- 傑作。ただただ美しい。
- うーん、純愛として描かれてるけど、やってることは結構気持ち悪いかも…。私には合わなかったです。
ヒューマンドラマ
- 製作年1988年
- 製作国ポーランド
- 時間87分
- 監督クシシュトフ・キエシロフスキー
- 主演オルフ・ルバシェンク