-
大晦日の夜、台北と雪国で交差する二つの恋。時と距離を超えて、愛する人への想いが奇跡を呼ぶラブストーリー。
舞台は、年末の台北と日本の雪深い町。台北で暮らすシャオチンは、日本から来た年下の青年・モリモトと出会い、淡い恋心を抱く。一方、日本の雪国では、寛一が台湾から来た女性フェイと静かな時間を過ごしていた。大晦日の夜、それぞれの場所で、彼らは愛する人への想いを募らせる。言葉の壁、離れた距離、そして過去の記憶。様々な障壁が彼らの前に立ちはだかる。果たして、新年を迎える瞬間に、彼らの恋は結ばれるのか。二つの都市で紡がれる、切なくも心温まる愛の奇跡。
ネット上の声
- 台湾人の監督による日本の小説の映画化作品です。監督の日本への敬愛が感じられます。
- 雰囲気に酔いしれなれなかった
- 台湾大好き、日本大好きな映画
- メリハリが無く中途半端
ヒューマンドラマ
- 製作年2020年
- 製作国台湾,日本
- 時間116分
- 監督グオ・チェンディ
- 主演峯田和伸
-
2014年に惜しまれながらも閉館した映画館・吉祥寺バウスシアターをめぐる歴史と家族の物語を描いたドラマ。1925年に吉祥寺に初めて誕生した映画館・井の頭会館が、ムサシノ映画劇場、バウスシアターへと形を変えながら、多くの人々に愛される文化の交差点になっていく長い道のりを描く。
1927年。活動写真に魅了されて青森から上京した兄弟ハジメとサネオは、吉祥寺初の映画館・井の頭会館で働きはじめる。兄ハジメは活弁士、弟サネオは社長として劇場のさらなる発展を目指すが、戦争の足音がすぐそこまで迫っていた。
染谷将太がサネオ役で主演を務め、兄ハジメをロックバンド「銀杏BOYZ」の峯田和伸、サネオの妻となる女性ハマを夏帆が演じた。バウスシアター元館主・本田拓夫の著書「吉祥寺に育てられた映画館 イノカン・MEG・バウス 吉祥寺っ子映画館三代記」を原作に、2022年に逝去した青山真治監督があたためていた脚本を、青山監督の教え子でもある「はだかのゆめ」の甫木元空監督が引き継いで執筆し、メガホンをとって完成させた。大友良英が音楽を担当。
ネット上の声
- 目を凝らし耳を澄ませるもよし、ただただ身を委ねるもよし
- 映画館それそのものが記憶であり物語である
- お客さんを選ぶタイプかも
- 事情が分からないと無理でしょう…
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間116分
- 監督甫木元空
- 主演染谷将太
-
29歳、彼女なし、さえない文具メーカーのダメ男。憧れの同僚のため、恋と仕事のリングに上がる、不器用な男の全力疾走青春譚。
文具メーカーに勤める田西敏行、29歳。取り柄もなく、同僚からもバカにされる冴えない日々。彼の唯一の心の支えは、同じ会社で働く清楚な美女・植村ちはるへの片思い。ある日、ちはると少しだけ距離が縮まる出来事が。舞い上がる田西だったが、彼女にはエリート営業マンの青山という恋敵がいた。さらに、偶然始めたボクシングが、彼の眠っていた何かを突き動かす。愛する人を守りたい。ダサい自分を変えたい。その一心で、田西は無謀にも青山に勝負を挑むことを決意。仕事も恋も、そして拳も、不器用ながらに全力でぶつかっていく男の姿。果たして、彼は人生のKO勝ちを掴むことができるのか。もがき苦しむ全ての人に捧ぐ、痛くて熱い物語。
ネット上の声
- 怠惰に溺れる男性の心情を描いた作品で、その時代の男性の葛藤がリアルに伝わります
- 「純愛」なんだけど・・・女の子って不思議
- 駅のホームでのシーンは超名場面(傑作!)
- 過去の自分の出来事を思い出しちまいました
漫画を実写化、 ボクシング、 ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督三浦大輔
- 主演峯田和伸
-
煩悩だらけの青春よ、永遠なれ!70年代を舞台に、ロックと仏教と性に目覚めた少年の、可笑しくも切ないひと夏の冒険。
1974年の京都。ボブ・ディランに憧れるも、実際は仏教系の高校に通う平凡な文科系男子、乾純。「フリーセックスの島がある」という噂を信じ、友人たちと隠岐島への旅に出る。そこで彼を待っていたのは、自由奔放なヒッピーたちと、ミステリアスな年上の美女だった。大人への階段を登りたいという焦りと、理想と現実のギャップ。憧れのロックな生き方と、退屈な日常との間で揺れ動くアイデンティティ。ひと夏の甘くほろ苦い体験を通して、少年が見つけ出す本当の自分とは。青臭くて愛おしい青春の日々が鮮やかに蘇る。
ネット上の声
- 一番大事なのは、今を生きるっちゅうことや
- 断言!09年青春映画の金字塔「色ぜね」
- オリーブちゃん ナイスおっぱい!!
- フリーセックスの島行かへん?
夏休みが舞台、 青春
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間114分
- 監督田口トモロヲ
- 主演渡辺大知
-
売れることと、自分らしさ。メジャーデビューを目前にしたロックバンドの葛藤と青春を描く音楽ドラマ。
2000年代初頭の日本。主人公は、ロックバンド「SPEEDWAY」のボーカル兼ギター、中島。長年の下積み生活を経て、ついに掴んだメジャーデビューのチャンス。しかし、レコード会社が要求したのは、奇抜な衣装と売れ線のポップな楽曲だった。「本当にやりたい音楽」と「売れるための音楽」の狭間で揺れるメンバーたち。理想と現実のギャップに苦しみ、バンド内には不協和音が生じ始める。自らのアイデンティティを見失いかける苦難の果てに、彼らがステージの上で見つけ出す答えとは。
ネット上の声
- 愛のないSEXはこんなにも悲しい・・・。
- 誰もが持っているようで持っていないもの
- お前ら、みんな、偽善者だ!
- 最高レヴェルのロック映画
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間118分
- 監督田口トモロヲ
- 主演峯田和伸
-
「猫弁」シリーズで知られる大山淳子の同名小説を沢尻エリカと吉沢亮の主演、「ジョゼと虎と魚たち」「メゾン・ド・ヒミコ」などの犬童一心監督のメガホンで映画化。元アイドルで今はスーパーで働くアラサーの沙織は、自分が思い描く理想の姿になれず、投げやりな毎日を送っていた。そんな彼女が唯一心を開いているのが、こっそりと飼っているロシアンブルーの猫・良男だけだった。沙織の心に寄り添う良男は、自分は猫ではなく沙織の人間の恋人で、彼女を守れるのは自分しかいないと思い込んでしまう。主人公の沙織役と良男役を沢尻と吉沢がそれぞれ演じるほか、「銀杏BOYZ」の峯田和伸、本作が映画初出演となる「水曜日のカンパネラ」のコムアイらが脇を固める。
ネット上の声
- 感性に合うかどうかが賛否の分かれ目になる
- タイトルに惑わされないように
- 確かに、猫は抱くものだ
- 沙織の妄想が暴走?
猫(ネコ)、 ヒューマンドラマ
- 製作年2018年
- 製作国日本
- 時間109分
- 監督犬童一心
- 主演沢尻エリカ
-
原子力発電所の臨界事故が原因で放射能汚染が進む、茨城県筑波のとある町。この町に暮らす26歳の祐一郎は、医者だった父の跡を継ぐべく医学部を目指しているが、5年目の浪人生活を送るうち、絶望と焦燥からギャンブルやドラッグの世界にはまっていく。そんなある日、極秘で行なわれている放射線科の臨床試験アルバイトを知った祐一郎は……。監督は、ベルリン国際映画祭フォーラム部門に出品された「カインの末裔」などで知られる奥秀太郎。
ネット上の声
- 何と言っていいか・・一言で言い表せません
- 今の時代の気分を的確に描き出している傑作
- そこに、感覚はない。そう、なにもない。
- 考えなくても、「生きている」のです
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督奥秀太郎
- 主演渡辺一志