戦後横浜の街角に立ち続けた、白塗りの老娼婦メリー。彼女の生きた証と都市伝説の真相を追うドキュメンタリー。
舞台は戦後から現代へと移り変わる横浜。街の風景の一部として、多くの人々の記憶に刻まれた一人の女性がいた。名はメリー。純白のドレスと白塗りの厚化粧で、50年もの間、街角に立ち続けた伝説の娼婦。彼女は一体何者だったのか。監督は、メリーを知る人々へのインタビューを重ねる。元娼婦仲間、シャンソン歌手、俳優、文化人たち。彼らの証言から浮かび上がるのは、一人の女性の壮絶な人生と、彼女を取り巻く横浜という街の記憶。1995年、忽然と姿を消したメリーの行方を追いながら、戦後日本の光と影、そして都市伝説の裏に隠された真実を解き明かす旅。
ネット上の声
- ごく最近まで横浜に実在した「メリーさん」という、顔を真っ白に化粧した街娼の足跡を
- 介護福祉士を目指すキッカケを作ってくれた作品
- 感動があとからジワジワくる映画でした。
- とても上品で声の高い夫人でした。
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督中村高寛
- 主演永登元次郎