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戦後横浜の街角に立ち続けた、白塗りの老娼婦メリー。彼女の生きた証と都市伝説の真相を追うドキュメンタリー。
舞台は戦後から現代へと移り変わる横浜。街の風景の一部として、多くの人々の記憶に刻まれた一人の女性がいた。名はメリー。純白のドレスと白塗りの厚化粧で、50年もの間、街角に立ち続けた伝説の娼婦。彼女は一体何者だったのか。監督は、メリーを知る人々へのインタビューを重ねる。元娼婦仲間、シャンソン歌手、俳優、文化人たち。彼らの証言から浮かび上がるのは、一人の女性の壮絶な人生と、彼女を取り巻く横浜という街の記憶。1995年、忽然と姿を消したメリーの行方を追いながら、戦後日本の光と影、そして都市伝説の裏に隠された真実を解き明かす旅。
ネット上の声
- ごく最近まで横浜に実在した「メリーさん」という、顔を真っ白に化粧した街娼の足跡を
- 介護福祉士を目指すキッカケを作ってくれた作品
- 感動があとからジワジワくる映画でした。
- とても上品で声の高い夫人でした。
ドキュメンタリー
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督中村高寛
- 主演永登元次郎
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横浜をモデルとした港町「Y」を舞台に、主人公の赤いレンガが町の魅力を発見していく姿を描き、国内外で高い評価を得た短編アニメーション「HARBOR TALE」(2011)のシリーズ第2弾。人造物たちが長い時間を経て生命を宿し始めた港町。外国から訪れる客の水先案内人をして暮らしていた一片のレンガは、ある日、運河につながるボートハウスから出てきた人形と出会う。NHK教育テレビ(Eテレ)のクレイアニメ「ニャッキ!」などで知られる伊藤有壱監督とアニメーションスタジオ「I.TOON(アイトゥーン)」が、コマ撮りとデジタルワークを融合させたネオクラフトアニメーション技法によって描いた。レンガが出会う人形の声を、声優の川村万梨阿が担当した。
アニメ
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督伊藤有壱
- 主演五大路子
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日本人女性初の心理学者・原口鶴子の生涯にスポットを当てたドキュメンタリー。1907年にニューヨークに渡った鶴子は、コロンビア大学で心理学博士号を取得。帰国後に29歳という若さでこの世を去ったが、彼女が残した研究は高い評価を受け、その国際性や自立精神は後の女権運動にも影響を与えることとなった。自身もニューヨークへの留学経験を持つ女性監督・泉悦子が、鶴子本人の手による留学記「楽しき思い出」を基に彼女の軌跡を辿る。
ドキュメンタリー
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間95分
- 監督泉悦子
- 主演五大路子