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過去に囚われた老俳優と映画を撮る子供たち。南フランスの廃屋で交差する、生と死、そして記憶を巡る幻想的な物語。
俳優ジャンは、かつて愛した女性との思い出が眠る南フランスの廃屋を訪れる。彼は現在の映画撮影から逃れ、過去の亡霊と向き合うために、その場所に引き寄せられたのだ。しかし、そこで彼が出会ったのは、自分たちでホラー映画を撮影している元気な子供たち。子供たちは本物の俳優であるジャンに興味津々で、自分たちの映画への出演を依頼する。この奇妙な出会いをきっかけに、ジャンは子供たちの純粋なエネルギーに触れ、自身の生と死、そして忘れることのできない記憶と対峙していく。現実と映画が交錯する中、彼の魂が安らぎを見つけるまでの旅路。
ネット上の声
- 死を無気力に扱った無物語。映像美には酔う
- 老雄ジャンを撮りたかっただけ
- ~ライオンは寝ている~♪
- ジャン=ピエール・レオ
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国フランス,日本
- 時間103分
- 監督諏訪敦彦
- 主演ジャン=ピエール・レオ
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「あの夏の子どもたち」で国際的に注目を集めたフランスの新鋭女性監督ミア・ハンセン=ラブが、ダフト・パンクを中心とするフレンチハウス黎明期を題材に描いた青春ドラマ。監督の実兄であるDJのスベン・ハンセン=ラブをモデルに、ミアとスベンが共同で脚本を執筆し、ダフト・パンク誕生の瞬間などシーンの軌跡をたどりながら、人気DJにのぼりつめた青年の栄光と挫折を描く。エレクトロミュージックがフランスの音楽シーンを席巻しつつある1990年代パリ。大学生のポールは親友とDJデュオを結成し、瞬く間にシーンの中心へと躍り出る。突然の名声に酔いしれるポールだったが、私生活では金銭感覚を失い、ドラッグに溺れ、恋人との関係も悪化してしまう。やがて、彼の音楽の方向性は最先端のクラブミュージックと少しずつかけ離れていく。
ネット上の声
- 困ったらとりあえずダフトパンク出してる感
- 共有できない孤独と共鳴しあう孤独と。
- だめんずDJの話...? 全く感情移入できず
- どっぷりと音楽に浸かれる映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国フランス
- 時間131分
- 監督ミア・ハンセン=ラヴ
- 主演フェリックス・ドゥ・ジヴリ
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郊外の靴工場で働く女性が自立していく姿をミュージカル仕立てで描いたフランス映画。25歳で職なし、金なし、彼氏なしのジュリーは、やっとのことでフランスのロマン市にある高級靴メーカーの工場での仕事に就くことができたが、工場は近代化の煽りを受け、閉鎖の危機に直面していた。居場所を失うことを恐れた靴職人の女性たちが抗議のためパリの本社へと乗り込み騒動を起こし、ジュリーもこの騒動に巻き込まれ、あやうくクビになりかけてしまう。ジュリー、そして職人の意地とプライドをかけた女性靴職人たちは「闘う女」と名づけられた赤い靴を武器にこの危機を乗り超えようとする。主人公ジュリー役に「EDEN エデン」のポーリーヌ・エチエンヌ。監督は本作が長編デビューとなるポール・カロリとコスチャ・テステュ。
ネット上の声
- 職探しをしていたジュリーは、高級靴メーカーの倉庫管理のバイトを見つけました
- 安定した仕事に就けず、転職活動を繰り返すジュリー
- 楽曲はいいが、それ以外がリアルなのが敗因
- ミュージカルのハードルが高いので気の毒
音楽
- 製作年2016年
- 製作国フランス
- 時間84分
- 監督ポール・カロリ
- 主演ポーリーヌ・エチエンヌ