南北戦争前のアメリカ南部を舞台に、奴隷牧場を営む父子の栄光と没落を描いた歴史大作。カイル・オンストットの同名ベストセラーを原作に、「ミクロの決死圏」のリチャード・フライシャー監督がメガホンをとり、「アラビアのロレンス」のモーリス・ジャールが音楽を手がけた。19世紀半ば、ルイジアナ州。マクスウェルは自身が所有する広大な農園で、黒人奴隷を育てて売買する奴隷牧場を経営していた。息子ハモンドは父の言葉に従って名家の娘ブランチと結婚するが、彼女が処女でなかったことに憤り、黒人女性エレンとの情事に溺れていく。一方、ブランチも屈強な奴隷ミードと関係を結んで妊娠。横暴な権力者として振る舞ってきた一家は、破滅の道へと突き進んでいく。出演は「ロリータ」のジェームズ・メイソン、「わらの犬」のスーザン・ジョージ、「処刑教室」のペリー・キング、プロボクサーのケン・ノートン。公開時は世界的ヒットを記録したものの、人種差別的な設定や偏見を助長する内容、過激な描写などが物議を醸した。2021年3月、デジタルリマスター版で初公開から約45年ぶりにリバイバル公開。
ネット上の声
- チケットを取っていたにもかかわらず、ワクチンの職域接種でやれ高熱が出るらしいだの
- 無茶苦茶理不尽な倫理観
- 人種差別もりもり
- 奴隷制ってテーマを前面に出しつつ、あの時代のアメリカ南部の男社会が産み出したエゴ
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国アメリカ
- 時間127分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演ジェームズ・メイソン