フランスの鬼才レオス・カラックスが、「ポンヌフの恋人」から8年の時を経て発表した長編第4作。19世紀アメリカの作家ハーマン・メルビルが代表作「白鯨」の翌年に書き上げた長編小説「ピエール」を映画化。舞台を現代のパリに置き換え、運命に翻弄され絶望へと吸い込まれていく男女の激しく疾走する愛を、エモーショナルな映像と音で描き出す。
ノルマンディの城館に暮らす小説家の青年ピエールは、母マリーや婚約者リュシーとともに裕福で満ち足りた田園生活を送っていた。そんなある日、ピエールの異母姉を自称するボスニア難民のイザベルが現れる。ピエールはイザベルの魅力に引き寄せられ、すべてを捨てて彼女とパリへ向かう。
ジェラール・ドパルデューの息子ギヨーム・ドパルデューがピエール、「パリ、18区、夜。」のカテリーナ・ゴルベワがイザベルをそれぞれ体当たりで演じ、ピエールの母マリー役でカトリーヌ・ドヌーブが共演。「そして僕は恋をする」などのエリック・ゴーティエが撮影を手がけ、シンガーソングライターのスコット・ウォーカーが音楽を担当。2026年2月、4Kレストア版にてリバイバル公開。
ネット上の声
- レオス・カラックスにとってのla femme fatale としてのカテリーナ・ゴルべワのための映画
- 潜在意識に遡行する仕掛けはいつも・・・
- 映像芸術としてのカラックス映画
- わけ解らないフランス映画の頂点
ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国フランス,ドイツ,スイス,日本
- 時間134分
- 監督レオス・カラックス
- 主演ギョーム・ドパルデュー