イタリア、ポー川のほとりで紡がれる、孤独な老人と無垢な少女の魂の交流を描く物語。
舞台は、雄大に流れるイタリアのポー川。川辺の掘っ立て小屋に、一人の老人が孤独に暮らしていた。彼の静かな日常は、一人の少女との出会いによって変化する。言葉は少なくとも、魚釣りや小舟での探検を通して、二人の間には世代を超えた不思議な絆が芽生えていく。穏やかに流れる時間と、美しくも時に厳しい川の自然。しかし、その静寂は、やがて訪れる自然の猛威によって静かに揺さぶられる。大自然の営みの中で見つける、儚くも温かい生命の輝き。
ネット上の声
- オルミ監督、最後の長編劇映画に込めたもの
- 触れ合い方が、洒落てて良い映画だね。
- 平和は外からくるものではない
- 己にある「自由と地獄」の行い
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イタリア
- 時間94分
- 監督エルマンノ・オルミ
- 主演ラズ・デガン