「木靴の樹」などで知られるイタリアの巨匠エルマンノ・オルミ監督が、自身の映画人生最後の長編劇映画として撮りあげた作品。夏期休暇中のボローニャ大学で、大量の古文書に釘が打ち込まれているのが発見された。容疑者として浮かび上がったのは、学年末の授業を最後に姿を消した若き哲学教授。全てを捨ててポー川上流にたどり着いた彼は、そこで見つけた廃屋で暮らし始める。牧歌的な風景の中で織りなされる教授と村人たちの交流を通し、人生の豊かさとは何かを問いかける人間ドラマ。
ネット上の声
- オルミ監督、最後の長編劇映画に込めたもの
- 触れ合い方が、洒落てて良い映画だね。
- 平和は外からくるものではない
- 己にある「自由と地獄」の行い
ヒューマンドラマ
- 製作年2006年
- 製作国イタリア
- 時間94分
- 監督エルマンノ・オルミ
- 主演ラズ・デガン