第二次世界大戦下、家族を奪われた12歳の少年が、復讐を胸にソ連軍の斥候となる戦争叙事詩。
第二次世界大戦の東部戦線。ドイツ軍に家族を殺され、故郷を焼かれた12歳の少年イワン。その瞳から子供らしい輝きは消え、燃え盛るのはナチスへの憎悪のみ。彼はその小さな体と大人顔負けの度胸を武器に、ソ連軍の危険な斥候任務に身を投じる。夢の中では、母と過ごした穏やかな日々が蘇る。しかし、目覚めればそこは死と隣り合わせの非情な戦場。戦争が奪った無垢な魂の、あまりにも痛ましい叫びと運命の行方。
ネット上の声
- 少年の村はウクライナ南部 ドニエプル川の東側沿いの村だったのです 今まさに77年前と同じことが起こっているのです! 本作は現在進行形の映画だったのです
- タルコフスキーの卓越した演出による、モノクロ映像の詩的映像美で綴られた戦争悲劇
- 本屋大賞の狙撃兵の話はこの映画かなぁ?
- 復讐のかわりに在るはずだったもの。
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国ソ連
- 時間94分
- 監督アンドレイ・タルコフスキー
- 主演コーリャ・ブルリャーエフ