デンマークのビレ・アウグスト監督が、同国のプロレタリア作家マーティン・アナネン・ネクセの小説「勝利者ペレ」を映画化。19世紀末のデンマークを舞台に、スウェーデン移民の父子の過酷な生活と少年の成長を描き、1988年・第41回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドール、1989年・第61回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞した。年老いた男ラッセは幼い息子ペレを連れて故国スウェーデンを離れ、デンマークの小さな島ボーンホルムに移住する。ラッセは仕事を探すが次々と断られ、最後に訪れた「石の農園」の管理人にようやく雇われて牛小屋で暮らすことに。貧しい生活の中で過酷な労働や周囲からの差別にさらされ、辛い日々を送る父子だったが……。父ラッセ役に「エクソシスト」のマックス・フォン・シドー。
ネット上の声
- カンヌ国際映画祭の最高賞であるパルム・ドールを受賞したデンマーク・スウェーデン合
- 父親の弱さや老いを受け入れ、少年ペレが次第にたくましい顔つきになっていく姿が沁み
- デンマーク🇩🇰のビレ・アウグスト監督は『愛と精霊の家』『レ・ミゼラブル (199
- 陰惨たる運命から希望を見出す少年の旅立ち
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国デンマーク,スウェーデン
- 時間150分
- 監督ビレ・アウグスト
- 主演ペレ・ヴェネゴー