故郷に帰った映画監督と、現実から乖離した少女。虚構と現実が交錯する中で、二人の「式日」が始まる。
創造の意欲を失い、故郷の工業都市に帰ってきた「カントク」。そこで彼は、奇妙な言動を繰り返す一人の少女と出会う。彼女は毎日を「明日は私の誕生日」と言い、自分だけの儀式「式日」を繰り返していた。彼女の不可解な世界に惹かれたカントクは、その日常をカメラで追い始める。錆びついた風景の中、虚構と現実の境界線は次第に曖昧になっていく。これは、心を閉ざした二人が織りなす、切なくも美しい映像詩。
ネット上の声
- 庵野ブランドを網羅したかったので見ました
- イロトリドリノ見方があってもいい
- 何故こんなにも心が揺れる
- かなり難易度高いです
ヒューマンドラマ
- 製作年2000年
- 製作国日本
- 時間128分
- 監督庵野秀明
- 主演岩井俊二