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ヌーベルバーグを牽引したフランスの映画作家ジャック・リベットが、謎に満ちた舞台で男女が繰り広げる終わりのない追走劇を描いた作品。ベンジャミンは元恋人エリザベスから電報を受け、パリへと向かう。しかしそこにいたのはエリザベスではなく、彼女の妹レオだった。2人はエリザベスを探しに行くが……。「ラストタンゴ・イン・パリ」のマリア・シュナイダーがレオ、アンディ・ウォーホルに見いだされた俳優ジョー・ダレッサンドロがベンジャミン、名匠フィリップ・ガレルの父親としても知られる名優モーリス・ガレルがレオとエリザベスの父親を演じた。日本では「ジャック・リヴェット映画祭」(2022年4月8~28日/東京・ヒューマントラストシネマ渋谷)で劇場初公開。
ネット上の声
- 謎は解かれず、事態は収まらず、愛は叶わない
- 結構好きな感じなのに、ちょっと長すぎて途中ボーっとしてしまい、どういう事?となっ
- 相変わらず何をしているかは全く分からないが何かしら目的を設定してそれに向かって運
- 亡人の残した大金を求めて駆け引きをする人々を撮ったサスペンス風映像、男と女が追い
ヒューマンドラマ
- 製作年1981年
- 製作国フランス
- 時間161分
- 監督ジャック・リヴェット
- 主演マリア・シュナイダー
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歌手・俳優・映画監督・小説家など多岐にわたり活躍し、後世に名を残したセルジュ・ゲンズブールの初監督作品。ゲンズブールが1969年に発表し、性行為を思わせる歌詞など官能的な内容で物議をかもした反面、イギリスや日本など世界各国で大ヒットを記録した楽曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」をモチーフに、ゲンズブールが自らメガホンをとり映画化した。ゴミ処理をしながら町を転々とし、仕事仲間以上の強い絆で結ばれているクラスキーとパドバン。2人は立ち寄ったカフェで、ウェイトレスとして働くボーイッシュな女性ジョニーと出会う。クラスキーとジョニーはお互いに興味を持つのだが……。ゲンズブールが監督のほか脚本、音楽も担当。ジョニー役は、モチーフとなった楽曲「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」をゲンズブールとデュエットしたジェーン・バーキン。日本では1983年に「ジュ・テーム…」のタイトルで初公開されたが、赤裸々な性描写のシーンは修正が加えられ、英語版での上映だった。1995年のリバイバル上映およびビデオ発売以降、タイトルは「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」。ゲンズブール没後30年となる2021年には、「4K完全無修正版」でリバイバル公開。
ネット上の声
- 【中性的なジェーン・バーキンの肢体が印象的な作品。セルジュ・ゲンズブールが愛した女性を美しく描いた作品。小学生時代に、ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュを聴いた時の衝撃は、忘れ難い。】
- 若きジェーン・バーキンの異常な可愛さが印象的でした。 とてもいい顔...
- ゴミ廃棄場のようなゲス男と、カフェ暮らしの 薄い女の、数日
- ジュテームジュテームバーキン
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間90分
- 監督セルジュ・ゲンズブール
- 主演ジェーン・バーキン
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臓器愛好家の若き天才科学者・フランケンシュタイン男爵。彼は優れた人間のパーツを集めて完璧な人造人間を作り、彼らを性交させて新人類を生み出すことを夢見ている。血塗られた研究と実験の結果、男爵はついに、人造人間を誕生させることに成功する…。
ネット上の声
- フランケンシュタインに健全なる肉体を!
- 初めて観たエログロスプラッター映画
- スプラッター好きですよ!!でも…。
- 真っ先に思い出すのは「ヘア」
ホラー
- 製作年1973年
- 製作国イタリア,フランス
- 時間97分
- 監督ポール・モリセイ
- 主演ジョー・ダレッサンドロ
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処女の生血を吸わなければ生き永らえぬドラキュラ伯爵の苦悶を描く。製作はカルロ・ポンティとアンドリュー・ブランスバーグ、監督・脚本は「悪魔のはらわた」のポール・モリセイ、監修はアンディ・ウォーホル、撮影はルイジ・クヴェイラー、音楽はクラウディオ・ジッツィが各々担当。出演はジョー・ダレッサンドロ、ウド・キアー、アルノ・ジュエギング、ロマン・ポランスキー、マキシム・マッケンドリー、ステファニア・カルシーニ、ドミニク・ダレル、ミレーナ・ヴィコティク、シルビア・ディオニシオなど。
ネット上の声
- ある意味、憐れすぎるドラキュラ伯爵です。
- 処女はどこにいる!?
- U-NEXTのウド・キアのヴァンパイア画像に釘付けになり鑑賞
- 異色の「悲劇系吸血鬼ホラー」
ホラー
- 製作年1974年
- 製作国フランス,イタリア,アメリカ
- 時間105分
- 監督ポール・モリセイ
- 主演ジョー・ダレッサンドロ
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ポップ・アートの先鋭的旗手アンディ・ウォーホルが中心となって作られた劇映画の一本で、元子役スターとその周囲の人々の乱れた性生活をドライなタッチで描くブラックなセックス・コメディ。監督・脚本・撮影はウォーホルのもと『Flesh』で監督デビュー、『Trash』に続いて本作を手掛け、後に「フレッシュ・フォー・フランケンシュタイン」(旧邦題『悪魔のはらわた』)、「ブラッド・フォー・ドラキュラ」(旧邦題『処女の生血』、テレビ放映『アンディ・ウォーホルのドラキュラ』)を監督することになるポール・モリセイ。製作のアンディ・ウォーホルは『Empire』などの実験映画を多数発表したが、『Flesh』から劇映画に手を出すとともに、直接の監督はモリセイに任せた。音楽はヴェルヴェット・アンダーグラウンドの元メンバーで、最近では「パリ・セヴェイユ」などの映画音楽を手掛けたジョン・ケイル。出演は主人公のセックスを道具に適当に世の中を渡っていく元子役スターに、ウォーホルに見初められてその映画の多くに主演、後に「ジュ・テーム、モワ・ノン・プリュ」「夜明けのマルジュ」などに主演したジョー・ダレッサンドロ、「真夜中のカーボーイ」のシルヴィア・マイルズほか。『アンディ・ウォーホルのヒート』の題でテレビ放映されたが、「フレッシュ・フォー・フランケンシュタイン」「ブラッド・フォー・ドラキュラ」の再公開にあたって初めて劇場公開された。
ネット上の声
- ジョー・ダレッサンドロ以外は多かれ少なかれ全員醜い、というキャスティングの徹底具
- ポールモリセイの映画は、とにかくオレのジョー・ダレッサンドロを見てくれ!!美しい
- 元子役スター、今は売れないミュージシャンのジョーイが安モーテルにやって来た
- この映画の赤ん坊は間違えて産まれたもの
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国アメリカ
- 時間100分
- 監督ポール・モリセイ
- 主演ジョー・ダレッサンドロ
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近未来の非現実的世界を『不思議の国のアリス』のように彷徨う少女の姿を、ほとんど台詞のないまま描く異色作。製作はクロード・ネジャール、監督・脚本は「五月のミル」のルイ・マル、撮影はスヴェン・ニクヴィスト、音楽はディエゴ・マッソンが担当。出演はキャスリン・ハリソンほか。
ネット上の声
- ルイマルのちんぷんかんブラックムーン
- ルイ・マルのカオティックワールド
- 例え飢え死にしてもいいから自分は黒光りしチョロチョロしたコオロギだけは絶対に食べ
- ルイマルによる「不思議の国のアリス」
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国フランス,ドイツ
- 時間92分
- 監督ルイ・マル
- 主演キャスリン・ハリソン
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仕事先のパリで愛する妻の死を知り、衝撃を受けた男が、若い娼婦と知り合い官能の淵をさまよう姿を描く。製作総指揮はレイモン・アキムとロベール・アキム、製作はアンリ・ボーム、監督・脚本は「インモラル物語」のヴァレリアン・ボロヴズィック、原作はアンドレ=ピエール・ド・マンディアルグの「余白の街」、撮影はベルナール・ダイレンコー、音楽はロベール・アキムがそれぞれ担当。主題歌はシャルル・デュモンの「夢の女」、ほか挿入曲はピンク・フロイド、エルトン・ジョンなど。出演はシルヴィア・クリステル、ジョー・ダレッサンドロ、ミレーユ・オーディベル、アンドレ・ファルコンなど。
ネット上の声
- 何が伝えたいのかいまいち…
- やっつけ仕事
- 妻と息子が死んでも、女好きです。
- 家族の死から現実逃避して娼婦とヤリまくるというプロットは実質エロ目的映画としては
ヒューマンドラマ
- 製作年1976年
- 製作国フランス
- 時間93分
- 監督ヴァレリアン・ボロヴツィク
- 主演シルヴィア・クリステル
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ネット上の声
- ラストの一言に胸掴まれた、、(ウトウトしながらここだけ3回ぐらいリピート!笑)
- 人生は如何に自由に、そして観念的に堕落するか…
- アンディ、ポールの新鮮なゴミ
- ウォーホルのスーパースターの中ではアンドレア・フェルドマンが好きでよく観る
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国アメリカ
- 時間110分
- 監督ポール・モリセイ
- 主演ジョー・ダレッサンドロ
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薄幸な少女と前科者の恋人の逃避行を、性的虐待、拳銃所持、ドラッグなど、現代のアメリカが直面する諸問題を見据えながら描いた青春アクション。監督はフランシス・フォード・コッポラ監督に師事した女性監督のタムラ・デイヴィス。製作は「リキッド・ドリーム」のゼイン・W・レヴィットとダイアン・ファイアーストーン。50年のジョゼフ・リュイス監督「拳銃魔」をモチーフに、マシュー・ブライトが脚本を執筆。撮影は「ポケットいっぱいの涙」のリサ・リンツラー、音楽はエド・トムニーが担当。挿入曲を提供している。主演は「ドッペルゲンガー 憎悪の化身」のドリュー・バリモアと「シングルス」のジェームズ・ル・グロス。
ネット上の声
- ドリュー・バリモア主演のルイス『拳銃魔』リメイクだが、逃避行展開より寂れた田舎町
- ボロトレイラーに同居するのは逃げた母の恋人ジョーダレッサンドロ、蛇使いの変人牧師
- 薄幸な少女と前科者の恋人の逃避行を、性的虐待、拳銃所持、ドラッグなど、現代のアメ
- 割と福音的な要素の見立てもあったが、シナリオにミスマッチや無理があるため、メイン
青春、 アクション
- 製作年1992年
- 製作国アメリカ
- 時間93分
- 監督タムラ・デイヴィス
- 主演ドリュー・バリモア
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ブルックリンでドラッグ・ディーラーとして生活する12歳のヒスパニック系少年の姿を描く異色のブラック・ムービー。スタッフやキャストも物語にふさわしくニューヨークに在住する人物で固めた。監督のボアズ・イェーキンはクリント・イーストウッドの「ルーキー」などを手がけた脚本家出身で、タランティーノの「レザボア・ドッグス」「パルプ・フィクション」の製作を担当したローレンス・ベンダーに認められ本作で監督としてデビュー。製作はベンダーと、ランディ・オストロウ、エクゼクティヴ・プロデューサーはリラ・カゼス。脚本はボアズ・イェーキン自身によるオリジナル。撮影は「真夜中のカーボーイ」(アカデミー撮影賞受賞)や「シー・オブ・ラブ」などのアダム・ホレンダー。音楽はロック・グループ、ポリスの元ドラマー、「ランブルフィッシュ」「モアイの謎」のスチュワート・コープランド。編集はドリアン・ハリス。美術はダン・リー。ディーラーを演じる主演の少年は、それまでにも舞台やTVに出演した経験のあるショーン・ネルソンがオーディションによって選ばれた。その他の出演は、「パルプ・フィクション」や「グッドフェローズ」のサミュエル・L・ジャクソン、「ナイト・オン・ザ・プラネット」のジャンカルロ・エスポジート、『ゼブラ・ヘッド』(V)のN'ブッシュ・ライトほか。
ネット上の声
- ポール・ウォーホールのフレッシュな奴ら
- 求められればどこにでもついて行く男娼のジョー・ダレッサンドロがだらだらと死んだよ
- 男でも女でも誘われるまま求められるがままダラダラとすべてを受け入れるダレッサンド
- 確かにセクシーさにウットリするしこりゃ需要ある彼氏だわと思ったけど赤バンダナはい
ヒューマンドラマ
- 製作年1969年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督ポール・モリセイ
- 主演ジョー・ダレッサンドロ
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アメリカの片田舎で繰り広げられる二人の男の執拗な復讐劇。古典的なストーリーを現代風に焼き直したアクション映画だ。監督はアーマンド・マストロヤンニ、製作はジョン・S・ガーランとT・I・カストロノフ、エグゼクティヴ・プロデューサーはルイジ・シンゴラーニとジョージ・ゼセヴィック、脚本はブライアン・トビンとジョン・シャーキー、原案はブライアン・トビン、撮影はアーサー・サーリン、音楽はハリー・マンフレディーニ、編集はセス・ガヴィン、美術はジーン・アベルがそれぞれ担当。
アクション
- 製作年1988年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督アーマンド・マストロヤンニ
- 主演リー・マクロスキー