-
結婚63年目、穏やかな海辺の町で暮らす老夫婦。夫の余命宣告をきっかけに、二人が紡ぎ出す最後の日々の、愛おしくも切ない物語。
静かな海辺の町。ここで長年連れ添ってきた老夫婦、茂雄と千代子。結婚63年目、二人の穏やかな日常は、茂雄が末期ガンで余命いくばくもないという医師の宣告によって一変。しかし、二人は悲しみに暮れるのではなく、残された時間をこれまで通り、そしてこれまで以上に大切に過ごすことを決意。共に散歩をし、思い出を語り、時にはささいなことで喧嘩も。当たり前の日常の中にこそ存在する、夫婦の深い愛情と絆。人生の最終章を静かに、そして豊かに彩る二人の姿を描く、心温まる物語。
ネット上の声
- 今年見た1作目。主演の俳優さんにも出会う
- 結婚しているなら見に行きませんか
- しみじみと胸に染み入る・・。
- 30代の人間から苦言致します。
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督野村恵一
- 主演藤村志保
-
明治から昭和へ、激動の時代を駆け抜けた一人の女性。逆境に負けない明るさと強さで運命を切り拓く、感動の一代記。
時代は明治。伊予松山に生まれた天真爛漫な娘、はな。軍人である速水謙太郎と結婚し、幸せな新婚生活が始まるも束の間、夫は日露戦争へと出征する。夫の無事を祈り、留守を健気に守るはなだったが、やがて届いたのは夫の戦死の報せ。幼い息子を抱え、若くして未亡人となった彼女の、ここからが本当の人生の始まり。戦争、貧困、社会の偏見。次々と襲いかかる困難に、持ち前の明るさと不屈の精神で立ち向かっていく。日本が大きく変わろうとする時代を背景に、一人の女性の力強い生き様を描く感動作。
ネット上の声
- 芸術祭参加作品 「おはなはん一代記」が元
- 袴姿で“べえすぼうる”♡
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳太郎
- 主演岩下志麻
-
明治、大正、昭和。激動の時代を駆け抜けた一人の女性。その波乱万丈の生涯を描く一大叙事詩。
明治時代の商家に生まれた布引けい。彼女の人生は、望まぬ結婚をきっかけに大きく動き出す。夫との確執、家業の浮沈、そして戦争という時代の大きなうねり。次々と襲いかかる苦難に屈することなく、けいは持ち前の気丈さで自らの運命を切り拓いていく。愛する者を守るため、そして女として、母として、人間として生き抜くため。日本の近代化と共に歩んだ一人の女性の、力強くも切ない人生の記録。その姿は、時代を超えて観る者の胸を打つ、不朽の人間ドラマ。
ネット上の声
- 秋刀魚から香る昭和の匂い
- モーパッサン原作の文芸作品☆2つ半
- 海外の原作を、異なる国や時代に置き換えるのは大変だったと思うが、違和感のない作品
- 力を合わせるべきは本当は女同士なのに男に惑わされ利己的な気持ちで憎しみやら嫉妬が
ヒューマンドラマ
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳太郎
- 主演岩下志麻
-
娘の結婚に揺れる頑固な父親。昭和の家族の姿を温かく、そして切なく描いた不朽の名作。
昭和のとある一家。大学教授の父・周吉は、男手一つで育ててきた娘・紀子の結婚話に心中穏やかでない。娘の幸せを誰よりも願う一方、嫁いでいく寂しさと、相手の男への嫉妬心から、つい意地悪な言葉を口にしてしまう。そんな父の不器用な愛情を、家族は温かく見守る。結婚式を目前に控え、父と娘が交わす最後の会話。当たり前の日常の中にきらめく、家族の絆と愛情の機微。誰もが共感する、心温まる物語。
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督大庭秀雄
- 主演岩下志麻
-
NHKテレビで放映中の小野田勇、林謙一の原作を、「おはなはん」の山田洋次や、元持栄美、桜井義久、吉田剛が脚色し、前作同様野村芳太郎が監督した続編。撮影はコンビの川又昂。
ネット上の声
- 前代未聞の第2部!
- 第二部を突然見たけど、わかりやすい展開でとても楽しめる。
ヒューマンドラマ
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督野村芳太郎
- 主演岩下志麻
-
「新・極道の妻たち」「木枯し紋次郎」などで知られる中島貞夫監督が、時代劇の華として老若男女に人気の「ちゃんばら」に焦点を当てて手がけたドキュメンタリー。中島監督にとっては、「極道の妻たち 決着」(1998)以来、約17年ぶりとなった新作で、時代劇の歴史的変遷を軸に、評論家、俳優、殺陣師らへのインタビューを交え、ちゃんばらの面白さと日本人の精神性を追求した。本格的なちゃんばらシーンも披露される。
ネット上の声
- 映画と殺陣を本気で考えてる作品
- 時代劇を作り続けてほしい。
- 本年最高の映画のひとつ
- ちゃんばらの奥義
ドキュメンタリー
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間85分
- 監督中島貞夫
- 主演中島貞夫
-
「二人日和」の野村惠一監督が、かつて小津安二郎監督が仕事場として使っていた蓼科の別荘“無藝荘”を舞台に、男女が織り成す人間模様を綴った感動作。新聞記者の佐々木明子は、取材のために蓼科を訪れる。父の遺品を持ってきた彼女には、もうひとつ別の目的があった。探している人物に会えるかもしれないという予感があったのだ。明子は偶然にも、小さな庵・無藝荘の守女である老人・園子に出会う。やがて園子は自らの過去を語り出し……。
ネット上の声
- 「小津」の名前で、ファンをつらないで!
- 『小津』でなくても、『秋』でなくても、
- 茅野・蓼科の2時間ドラマ
- 藤村さんが表に出すぎ。
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国日本
- 時間92分
- 監督野村惠一
- 主演沢口靖子
-
司馬遼太郎の同名小説を「阿片台地 地獄部隊突撃せよ」の加藤泰が脚色、「坊っちゃん(1966)」の市村泰一が監督した時代劇。撮影は「天下の快男児」の酒井忠。
時代劇
- 製作年1966年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督市村泰一
- 主演栗塚旭
-
日本の実験映画・個人映画の草分け的存在として後の映画人たちに大きな影響を与え、商業映画も手掛けつつ独自の耽美的世界を構築してきた孤高の映画作家・高林陽一。彼が「魂遊び ほうこう」以来17年ぶりにメガフォンを取り、地元京都の演劇グループの熱い誘いに応え、既成の撮影システムに囚われずに撮り上げた作品。一貫したドラマはなく、主治医に安楽死をせがむ老人、自殺願望を持つ中年男、余命幾ばくもない青年、夫に先立たれた妻、といったそれぞれに死と直面した人々が登場し、その心情を幻想的な映像を織り込みながら詩的に綴ってゆく。
ヒューマンドラマ
- 製作年2003年
- 製作国日本
- 時間82分
- 監督高林陽一
- 主演藤沢薫
-
小島政二郎の同名原作を「銀の長靴」の桜井義久と「宇宙大怪獣 ギララ」の元持栄美が脚色し、「銀の長靴」の市村泰一が監督したメロドラマ。撮影はコンビの小杉正雄。
- 製作年1967年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督市村泰一
- 主演三田佳子
-
「昭和おんな仁義」の長谷川公之が脚本を執筆し、「霧にむせぶ夜」の梅津明治郎が監督したムード・アクション。撮影はコンビの浜崎和水。
アクション
- 製作年1969年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督梅津明治郎
- 主演栗塚旭