故郷の風が運ぶ、封印された家族の記憶。過去と向き合う一人の女性の、静かなる魂の再生の物語。
都会での生活に疲れたミナが、父の死をきっかけに故郷の漁村へ帰郷。そこは、かつて兄が起こした事件の記憶が色濃く残る場所。家族との間に流れる気まずい空気と、村人たちの冷たい視線。そんな中、彼女は父が遺した写真と、兄が隠したある秘密に触れる。過去の傷と向き合い、家族との絆を取り戻すための、ミナの静かで力強い一歩。果たして、彼女は心の平穏を見つけられるのか。風が運ぶ音に、その答えが。
ネット上の声
- 所持しない、こだわらない、囚われない
- ヤドカリ怖い
- 岩間に置かれた頭蓋骨(泣きウンカミ(御頭?))の穴に風が通る音(風音)が、骸骨の
- わりと説明的なセリフ中心に話が進んでいく映画
ヒューマンドラマ
- 製作年2004年
- 製作国日本
- 時間106分
- 監督東陽一
- 主演上間宗男