1900年、聖バレンタインデーに起きた少女たちの集団失踪。オーストラリアの雄大な自然に呑み込まれた謎。
20世紀初頭のオーストラリア。ビクトリア州の厳格な寄宿女学院の生徒たちが、聖バレンタインデーの記念にハンギング・ロックと呼ばれる奇岩へのピクニックへ。美しい自然の中、ミランダをはじめとする数人の女生徒と一人の教師が、岩の探検に出かけたまま忽然と姿を消す。大規模な捜索も虚しく、手がかりは一切なし。残された人々の間に広がる憶測と不安。この事件をきっかけに、規律に縛られた女学院の日常と人間関係が静かに崩壊していく。解明されない謎が、観る者の心に深く刻み込まれる幻想的な物語。
ネット上の声
- すごく変だ おかしい 何かが間違ってる。 女性の解放をミステリアスな物語で仕立てあげた哀しくも美しい映像文学。
- 女学生達がピクニックの最中に謎の失踪を遂げたという、大昔に実際にあった事件を基に
- 「今を生きる」、「トゥルーマン・ショー」のピーター・ウィアー監督
- いつまでも純粋無垢ではいられない、少女期の終わりというか。
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国オーストラリア
- 時間116分
- 監督ピーター・ウィアー
- 主演レイチェル・ロバーツ