イギリスの名匠ピーター・グリーナウェイが1982年に手がけた長編劇映画第1作で、屋敷に招かれた画家が描き進める12枚の絵の中に浮かび上がる完全犯罪の謎を描き、グリーナウェイの名を一躍世界に知らしめた傑作ミステリー。
17世紀末、英国南部ウィルトシャー。画家のネビルは、広大な英国式庭園のあるハーバート家の屋敷に招かれる。不在の主人ハーバート氏の代わりに彼を出迎えた夫人バージニアは、夫が旅から帰ってくるまでに屋敷と庭園の絵を12枚描いてほしいと依頼。報酬は1枚8ポンドに寝食の保証、そして夫人はネビルの快楽の要求に応じるという。契約を交わし、絵を描き始めるネビルだったが、描こうとする構図の中に、ハーバート氏のシャツや裂かれた上着など何かを暗示するような物が紛れ込むようになり……。
「マックス、モン・アムール」のアンソニー・ヒギンズが画家ネビル、「ニコライとアレクサンドラ」のジャネット・サズマンがバージニアを演じた。
ネット上の声
- 形式美そして
- ブラウスの袖が気になった。洋服綺麗。
- あまり期待していなかったので、予想を上回ってはいるが、贔屓目で観ても、物語の配分
- 主人の溺死と巻き込まれる男、という筋は「数に溺れて」っぽいが、真実を知る画家なら
サスペンス
- 製作年1982年
- 製作国イギリス
- 時間108分
- 監督ピーター・グリーナウェイ
- 主演アンソニー・ヒギンズ