-
巨匠ジャン・ルノワールが晩年に贈る、愛と人生を巡る四つの物語。時代も舞台も異なる珠玉のオムニバス映画。
映画監督ジャン・ルノワール自身が案内人となり、観客を四つの物語が上演される「小劇場」へと招待。20世紀初頭パリの悲恋「最後のクリスマス・ディナー」。家電の美徳を歌と踊りで描く「電気ワックスがけ機」。気まぐれな王と貞淑な妻の喜劇「貞淑な女」。老いた浮浪者と愛犬の絆を描く「渡り鳥」。人生の皮肉、喜び、哀愁を温かい眼差しで描き出す、巨匠の愛に満ちた最後のメッセージ。
ネット上の声
- 最後まで映画を愉しんだ人!
- 退屈は映画の敵だ
- 4話の物語
- 大笑いに包まれて映画人生の幕を閉じたことに、ひとまず最大限の敬意と祝福を!!!!
ヒューマンドラマ
- 製作年1970年
- 製作国ドイツ,イタリア,フランス
- 時間94分
- 監督ジャン・ルノワール
- 主演フランソワーズ・アルヌール
-
遥かなる遠い国からやって来た男が、幾多の幸福のプレゼントを残して、またいずこともなく遥かなる国へ帰ってゆく。「われら巴里ッ子」のマルセル・カルネ監督初の色彩(テクニカラー)、ユーモラス篇。ジャック・エマニュエルのオリジナル・ストーリーをカルネとエマニュエルと「たそがれの女心」のマルセル・アシャールが潤色、撮影を「幸福への招待」のフィリップ・アゴスティニが担当する。主演は「幸福への招待」のフランソワーズ・アルヌール、シャンソン歌手のジルベール・ベコー。二人をめぐってマドレーヌ・ルボウ、「悪の塔」のアンドレ・ガブリエロ、クロオド・ブラッスール、「居酒屋(1956)」の子役シャンタル・ゴッジとジャン・ピエール・ブレメエなど。
- 製作年1956年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督マルセル・カルネ
- 主演ジルベール・ベコー
-
19世紀パリ、モンマルトル。伝説の劇場ムーラン・ルージュ誕生と、フレンチ・カンカンに全てを捧げた男の情熱。
舞台は19世紀末のパリ、モンマルトル。かつては名を馳せた興行師ダングラールは、今や経営難に苦しむ日々。そんな彼が、下町の洗濯娘ニニの踊りに才能を見出し、起死回生の一大プロジェクトを思い立つ。それは、庶民の踊り「カンカン」を洗練させた新たなショー「フレンチ・カンカン」を上演する新劇場「ムーラン・ルージュ」の建設。しかし、彼の前には資金難や、ニニと彼の愛人であるスター女優との三角関係という大きな壁。芸術への情熱と愛憎が渦巻く中、伝説の舞台の幕は上がるのか。
ネット上の声
- そもそもの色彩感覚や美的感覚が私のそれとは合ってない上に話の起伏もそこまでないた
- 「このあたりは物騒ですから、決してはぐれないで下さい」
- ルノワールらしい色彩美とカンカンの魅力!
- 大きなスクリーンで観られた幸せ。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督ジャン・ルノワール
- 主演ジャン・ギャバン
-
パリジェンヌの恋と生活を描いたもので、第一から第四話まで新進、ベテランの四人の監督が各一話ずつ担当。監督は一話から順にジャック・ポワトルノー、ミシェル・ボワロン、クロード・バルマ、マルク・アレグレ。撮影は第一、二話がアンリ・アルカン、第三、四話がアルマン・ティラール。音楽はジョルジュ・ガルヴァランツが一貫して担当。なお、衣裳はデザイナー、ルイ・フェローがデザインしたものである。特別主演のショセット・ノワールが主題歌を歌っている。
ネット上の声
- 『ファンファン大佐の隠し財産』No.73
- 掘り出し物
- ダニー・サヴァル、ダニー・ロバン、フランソワーズ・アルヌール、カトリーヌ・ドヌー
- フォロワーさんがこの作品を投稿していたのをビビッと感じてすぐにレンタルして鑑賞
ヒューマンドラマ
- 製作年1961年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督ジャック・ポワトルノー
- 主演ダニー・サヴァル
-
パリを舞台に、恋に不器用な青年と彼を導く大女優。過去の恋の経験が、新たな恋のキューピッドとなるロマンティック・コメディ。
舞台は華の都パリ。内気で恋に奥手な青年フランソワは、美しい女性アランに一目惚れ。しかし、どうアプローチすればいいか分からない。そんな彼に救いの手を差し伸べたのは、彼のいとこで、恋多き大女優のドロレス。自身の豊富な恋愛経験を元に、フランソワに恋の駆け引きを徹底指導。ドロレスの奇想天外な作戦で、二人の距離は少しずつ縮まっていく。果たして、フランソワの恋は成就するのか。粋な会話とユーモアで綴る、フレンチ・ラブコメディの傑作。
ネット上の声
- 劇中のファドは一見の価値ありです
- 愛について inポルトガル
- 愛と言う名のサスペンス
- 見事なエンディング
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国フランス
- 時間113分
- 監督アンリ・ヴェルヌイユ
- 主演フランソワーズ・アルヌール
-
悪魔がそっと囁くとき、人間は「十戒」を破る。フランスの名匠と豪華スターが紡ぐ、七つの罪の物語。
神が定めた十の戒律。もし、それを人間が破ったら?悪魔を案内役に、現代のパリを舞台に繰り広げられる七つの物語。偽りの神を崇める修道院、父親を殺そうと計画する男、人妻に恋する青年、銀行強盗を企てる老人…。人間の欲望、偽善、そして愚かさを、ジュリアン・デュヴィヴィエ監督が豪華キャストと共に、時に皮肉に、時にコミカルに描き出すオムニバス映画の傑作。あなたの心の奥底にも、悪魔の囁きが聞こえるかもしれない。
ネット上の声
- 豪華キャストのオムニバス
- エスプリの効いた素敵な作品でした
- 発掘良品を観る #581
- 奥行きのある風景などの画面が綺麗
ヒューマンドラマ
- 製作年1962年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間144分
- 監督ジュリアン・デュヴィヴィエ
- 主演アラン・ドロン
-
水の都ヴェネツィアで出会った二人の男女。運命に翻弄される、美しくも儚い恋の物語。
第二次世界大戦後のイタリア、ヴェネツィア。フランスから来た若い外交官アンドレアは、水の都の美しさに魅了される。そこで彼が出会ったのは、貧しいガラス職人の娘ジョヴァンナ。身分違いの二人は、ゴンドラが揺れる大運河で激しい恋に落ちる。しかし、彼らの前には家柄の違いという厳しい現実。周囲の反対と、抗えない運命の波に翻弄されながらも、愛を貫こうとする二人。美しいヴェネツィアの風景の中で描かれる、切ない恋の結末。
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1956年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間99分
- 監督ロジェ・ヴァディム
- 主演フランソワーズ・アルヌール
-
監督は「禁断の木の実」のアンリ・ヴェルヌイユ、原作はセルジュ・グルッサールの“しがない人々”脚色は「禁じられた遊び」の原作者フランソワ・ボワイエ、撮影は「恋路(1951)」のルイ・パージュ、音楽はジョゼフ・コスマ。主演は「首輪のない犬」のジャン・ギャバン、「肉体の怒り」のフランソワーズ・アルヌール、「嵐の女」のダニ・カレール。
ネット上の声
- 中年男の悲哀さが物悲しい不倫映画☆2つ半
- 共感はできないが作品としてはいい・・・
- アルヌールの陰ある魅力がせつない
- ヴェルヌイユの“大人”の不倫映画
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督アンリ・ヴェルヌイユ
- 主演ジャン・ギャバン
-
「真夜中まで」のアンリ・ドコアンが監督する一九五三年探偵喜劇。「犯罪河岸」のS・A・ステーマンの原作『十八の幽霊』をドコアンとフランソワ・シャレエが脚色、台辞を「快楽」のジャック・ナタンソンがかいた。撮影は「七つの大罪」のロベール・ルフェーヴル、音楽は「愛すべき御婦人たち」のジョルジュ・ヴァン・パリスが担当した。主演は「真夜中の愛情」のジャン・マレーと「禁断の木の実」のフランソワァズ・アルヌウルで、以下「肉体の悪魔(1947)」のドニーズ・グレー、ジャンヌ・モロー「田園交響楽」のリィヌ・ノロ、「花咲ける騎士道」のノエル・ロックヴェール、ピエール・モランなどが出演している。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国フランス
- 時間103分
- 監督アンリ・ドコアン
- 主演ジャン・マレー
-
「筋金を入れろ」「火薬に火」のアンリ・ドコアン監督が「大運河」のフランソワーズ・アルヌールを主演にして作ったレジスタンスを背景とするメロドラマ。ジャック・レミーの原作をレミー自身とドコアン、ユージェーヌ・テュシェレエの三人が共同脚色し、撮影は「非情」のピエール・モンタゼル。音楽はジョゼフ・コスマ。ベルナール・ブリエ、ベルナール・ヴィッキ、クルト・マイゼル等が出演。
ネット上の声
- 女スパイの末路は?☆3.0
- 滅多撃ちは可哀想です
- アルヌールの魅力
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間109分
- 監督アンリ・ドコアン
- 主演フランソワーズ・アルヌール
-
40年前に生き別れた五つ子の兄弟。変わり果てた彼らの人生を追う、笑いと涙の家族再会コメディ。
フランスの小さな町が、40年前に五つ子をもうけた名士のために盛大な祝賀会を計画。その目玉は、今やフランス各地に散り、全く別の人生を歩む5人の息子たちとの再会。依頼を受けた新聞記者が彼らの足跡を追うと、現れたのは船長、神父、美容師、窓拭き清掃員と、あまりに個性的な兄弟たち。そして、最後のひとりの行方は杳として知れない。一人ひとりの波乱万丈な人生が語られる、笑いとペーソスに満ちた物語。果たして、父と5人の息子は、40年の時を超えて再会できるのか。
ネット上の声
- この映画に出会えたことが幸福
- とっておきのクリスマス映画
- パリパレスホテル ワルツ
- オヨヨ万歳
コメディ
- 製作年1956年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間105分
- 監督アンリ・ヴェルヌイユ
- 主演シャルル・ボワイエ
-
ジャン・クロード・オレルとジャック・コンパネーズの脚本を更に「女性の敵」のジャック・コンパネーズが脚色し、同じく「女性の敵」のラルフ・アビブが監督、ロジェ・ユベールが撮影を担当する。主なる出演者は「寝台の秘密」第三話のフランソワーズ・アルヌール、「女性の敵」のレイモン・ペルグラン、他、フィリップ・ルメール、ジャン・クロード・パスカルなど。
ヒューマンドラマ
- 製作年1954年
- 製作国フランス
- 時間98分
- 監督ラルフ・アビブ
- 主演レイモン・ペルグラン
-
「赤ちゃん」のエーレス・ダギアールが一九五二年に製作した作品で、監督は近時フェルナンデル主演を多く手がけるアンリ・ヴェルヌイユ。若い娘に心を奪われる中年男を描いたジョルジュ・シムノンの小説から「密会」のジャック・コンパネーズが映画用ストーリーを書き、コンパネーズとジャン・マンス(フェルナンデルの弟)及び監督のヴェルヌイユの三人が脚色した。撮影は「愛人ジュリエット」のアンリ・アルカン、音楽は「巴里の醜聞」のポール・デュランの担当。「陽気なドン・カミロ」のフェルナンデルが主演し、わが国初登場のフランソワーズ・アルヌールが共演、以下「赤い風車」のクロード・ノリエ、「巴里の空の下セーヌは流れる」のシルヴィー、レイモン・ペルグラン(「我われは皆殺人者だ」)、「愛人ジュリエット」のルネ・ジェナン、「奇襲作戦命令」のジャック・カストロ、ピエレット・ブリュノなどが出演している。
ネット上の声
- いつの時代も、おじさんて、若い女性に振り回されるのですね。 主人公...
ヒューマンドラマ
- 製作年1952年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督アンリ・ヴェルヌイユ
- 主演フランソワーズ・アルヌール
-
戦時中のパリの若い学生たちの生態と、父子の愛情を描いたドラマ。マルセル・エーメの原作を「禁じられた遊び」のコンビ、ジャン・オーランシュとピエール・ボストが脚色、「お嬢さん、お手やわらかに!」のミシェル・ボワロンが監督した。撮影は「モンパルナスの灯」のクリスチャン・マトラ、音楽はポール・ミスラキが担当。出演は「恋ひとすじに」のアラン・ドロン、「女猫」のフランソワーズ・アルヌール、「いとこ同志」のジャン・クロード・ブリアリ、他にサンドラ・ミーロ、リノ・ヴァンチュラ、アンドレ・ブールビル等。製作、ラルフ・ボーム。
ネット上の声
- 題名は地味だけどアラン・ドロン
- まだオーラが無い頃のアラン・ドロンが出てる
- アランドロンの初期作品!
青春
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間82分
- 監督ミシェル・ボワロン
- 主演フランソワーズ・アルヌール
-
パスカル・ジャルダンの脚本を短篇映画から長篇に転じたシャルル・ジェラールが監督したアクション・ドラマ。撮影はクロード・ロバン、音楽は国際的人気歌手ペトゥラ・クラークが担当。出演は「ダンケルク」のピエール・モンディ、「フランス式十戒」のフランソワーズ・アルヌール、「シベールの日曜日」のダニエル・イヴェルネルほか。
サスペンス
- 製作年1965年
- 製作国フランス
- 時間85分
- 監督シャルル・ジェラール
- 主演ピエール・モンディ
-
新人ラルフ・アビブが一九五三年に監督した夜の女たちを主人公とする暗黒街もので、「ジェニイの家」のジャック・コンスタンのストーリーを「愛すべき御婦人たち」のジャック・コンパネーズが脚色、台詞はポール・アンドレオータが担当した。撮影は「アンリエットの巴里祭」のロジェ・ユベール、音楽レイモン・ルグラン。「上級生の寝室」のフランソワーズ・アルヌール、「外人部隊(1953)」のレイモン・ペルグラン、「失われた少年」のニコール・モーレイ、マルト・メルカディエ、ピエール・クレソワ、シュジィ・プリムなどが出演する。
- 製作年1953年
- 製作国フランス
- 時間101分
- 監督ラルフ・アビブ
- 主演フランソワーズ・アルヌール
-
アメリカの小説家デイ・キーンの『夜の森』の映画化で、脱獄囚と若い未亡人の恋を描く。ミシェル・オーディアール、ロドルフ・モーリス・アルロー、ジョルジュ・タベの三人と、監督のピエール・シュナールが脚色した。シュナールは戦前「罪と罰(1935)」などで知られるベテラン。撮影は「両面の鏡」のクリスチャン・マトラ。音楽はモーリス・ジャル。出演は「女猫」のフランソワーズ・アルヌール、「女は一回勝負する」のアンリ・ヴィダルのほか、ミシェル・ピッコリら。
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間95分
- 監督ピエール・シュナール
- 主演アンリ・ヴィダル