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神に選ばれし王、リチャード二世。その傲慢さが、イングランドの王冠と自らの運命を狂わせる、シェイクスピア悲劇。
14世紀末のイングランド。絶対的な王権を信じる若き王リチャード二世は、華美な生活と寵臣の甘言に溺れ、国政を疎かに。従弟のヘンリー・ボリングブルックを追放し、その領地を没収するという暴挙が、貴族たちの反発を招く決定的なきっかけに。王の権威の失墜。国民の支持を失い、孤立を深めるリチャード。一方、民衆の支持を得て帰国したヘンリーは、王座への野心を露わにする。王冠の重圧に耐えきれず、自らの手で王国を崩壊へと導く王の悲痛な末路。
ネット上の声
- ベン・ウィショーの演技がとにかく圧巻。儚くて、狂気的で、そして美しい。シェイクスピアは難しいイメージだったけど、彼の表情一つ一つに引き込まれてしまった。
- 映像が絵画みたいで本当に綺麗。重厚な歴史劇だけど、見応えは十分にあった。
- セリフが独特でちょっと難しかったかな。予備知識があったらもっと楽しめたかも。
- ベン・ウィショーが妖艶すぎた…!
ヒューマンドラマ
- 製作年2012年
- 製作国イギリス
- 時間148分
- 監督ルパート・グールド
- 主演ベン・ウィショー
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独裁者か、英雄か。古代ローマの英雄シーザー暗殺を巡る、国家を揺るがす男たちの陰謀と裏切りの政治劇。
舞台は現代。民衆から絶大な支持を得る指導者ジュリアス・シーザー。しかし、その権力が独裁へと繋がることを恐れた腹心のブルータスらは、苦悩の末に「ローマのため」という大義を掲げ、シーザー暗殺を決行する。この裏切りが、国家を二分する内戦の引き金となった。シーザーの腹心アントニーの復讐、そして理想に燃えたブルータスの悲劇的な運命。シェイクスピアの政治サスペンスを、臨場感あふれる演出で描く衝撃の舞台。
ネット上の声
- シェイクスピアは少し難しいイメージだったけど、この演出は最高!観客も巻き込むスタイルで、まるで古代ローマにいるみたいだった。
- 役者の熱量がスクリーン越しでも伝わってきた。これは映画館で観るべき!
- 圧巻でした。
- 演劇って面白い!本物の舞台を観に行きたくなった。
- 製作年2018年
- 製作国イギリス
- 時間---分
- 監督---
- 主演ベン・ウィショー
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18世紀フランス、類稀なる嗅覚を持つ男が、究極の香水のため禁断の殺人に手を染める衝撃のサイコ・スリラー。
18世紀、悪臭渦巻くパリの魚市場。そこで生まれた孤児ジャン=バティスト・グルヌイユは、超人的な嗅覚を持つ天才。ある日、街で出会った少女の体臭に心を奪われ、その香りを永遠に保存したいという狂気の渇望。彼の目的は、この世のあらゆる香りを支配し、存在しないはずの「究極の香り」を創造すること。その調香のため、彼は若い女性を次々と殺害し、その体臭を抽出するという恐るべき方法へ。彼の創り出す香りが人々を陶酔させ、狂わせる時、物語は誰も予測できない驚愕の結末へ。
ネット上の声
- 神に与えられた才能を活かしきれなかった
- 例えれば、それがラストノート……???
- 先が読めない面白さ。死の香りが漂う。
- 映像美醜にまみれた《愛と喪失の寓話》
殺人鬼が暴れる、 サスペンス
- 製作年2006年
- 製作国ドイツ,フランス,スペイン
- 時間147分
- 監督トム・ティクヴァ
- 主演ベン・ウィショー
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夫の中に眠る、もう一人の「わたし」。世界で初めて性別適合手術を受けた画家の、愛と葛藤の物語。
1926年、デンマーク。風景画家のアイナーと肖像画家の妻ゲルダは、仲睦まじい夫婦。ある日、ゲルダに頼まれ、アイナーが女性モデルの代役を務めたことをきっかけに、彼の内側に眠っていた女性「リリー」が目覚める。遊び半分で始まったリリーとしての時間は、やがてアイナーの心と体を支配。夫の変化に戸惑いながらも、その才能を信じ、支え続けるゲルダ。しかし、二人の愛は社会の偏見と、変わりゆく現実の前に試される。本当の自分として生きることを願った魂の、愛と葛藤の記録。
ネット上の声
- エディ・レッドメインの演技が本当にすごかった。どんどん女性らしく、綺麗になっていく姿から目が離せない。夫を愛し続けた妻ゲルダの苦しみと深い愛を思うと、胸が締め付けられて切なくなります。映像も絵画みたいでとにかく美しい。
- 愛するってことは、すべてを受け入れることなんだなと考えさせられた。夫婦の愛の形がすごく切ない。
- リリーは結局自分のことしか考えてないように見えた。ただのわがまま。夫を支える妻があまりにも可哀想で、主人公には全く共感できなかった。
- エディの演技が神がかってる!
同性愛、 伝記
- 製作年2015年
- 製作国イギリス,ドイツ,アメリカ
- 時間120分
- 監督トム・フーパー
- 主演エディ・レッドメイン
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1950年代ロンドン。英国最後の死刑囚となった女性の、破滅へと向かう激しい恋の記録。
第二次大戦後のロンドン。ナイトクラブのホステスとして働くルース・エリス。彼女は上流階級のレーサー、デヴィッドと出会い、激しい恋に落ちる。しかし、その愛は次第に嫉妬と独占欲に満ちた破滅的な関係へと変貌。絶え間ない裏切りと暴力の末、彼女は取り返しのつかない決断を下す。なぜ彼女は恋人を撃ち殺し、英国最後の女性死刑囚とならねばならなかったのか。一人の女性の愛と絶望を冷徹な視線で描く衝撃の実話。
ネット上の声
- ディスコミュニケーションから理解の入口へ
- あの母ちゃんに感情移入出来ないので無理。
- 見どころはあるが、甘い情動に流されすぎ
- LGBT映画祭に出品して欲しかったなぁ
ヒューマンドラマ
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間86分
- 監督ホン・カウ
- 主演ベン・ウィショー
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19世紀ロンドン、若き天才詩人と奔放な女性。死の影が忍び寄る中、永遠を信じた3年間の恋。
19世紀初頭のロンドン。若く貧しい詩人ジョン・キーツと、隣人でファッション好きなファニー・ブラウン。詩を解さないファニーと、彼女を生意気だと思うキーツ。最初は反発しあう二人だったが、やがて互いの才能と純粋さに惹かれ、激しい恋に落ちる。しかし、彼の貧困と病が二人の行く手を阻む大きな壁。周囲の反対、そして忍び寄る死の運命。限られた時間の中で、彼らが紡いだ愛の詩の行方。
ネット上の声
- 詩人ジョン・キーツが自然を感じたり恋に苦しみながら詩作に身を置く、言葉をつむぐ感
- 〝いっそ僕らが夏の三日間を生きる蝶であったなら🦋平凡な50年を生きるより深い歓び
- 25歳で結核にかかって夭折した19世紀を代表するイギリスの詩人、ジョン・キーツの
- 抑えに抑えてカンピオン節の炸裂に至らず。
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国イギリス,オーストラリア
- 時間119分
- 監督ジェーン・カンピオン
- 主演アビー・コーニッシュ
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大恐慌時代のロンドンに再び舞い降りた魔法の家庭教師、バンクス家に希望の歌を届ける。
舞台は1930年代、大恐慌の風が吹くロンドン。かつて少年だったマイケル・バンクスは、今や3人の子供の父親。しかし、妻を亡くした悲しみと経済的な困難から、家を失う危機に直面していた。希望を失ったバンクス家の前に、あのメリー・ポピンズが空から舞い降りる。不思議な魔法と心躍る歌で、子供たちの心に、そして大人たちの忘れていた想像力と喜びを呼び覚ます彼女。果たしてメリー・ポピンズは、この家族を最大の危機から救い、再び笑顔を取り戻すことができるのか。
ネット上の声
- なくした心を取り戻せる。家族で楽しめるハッピーミュージカル!!
- 20年経っても変わらないものってあるよね。そう信じてる。
- 最高!けど原作派には…オススメしないかも
- 前作を劇場で観ていれば本作も大傑作。
ディズニー、 ミュージカル
- 製作年2018年
- 製作国アメリカ
- 時間131分
- 監督ロブ・マーシャル
- 主演エミリー・ブラント
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2024年・第77回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。
ネット上の声
- 「インフル病みのペトロフ家」からハマってコンプリート中ですからもちろん観に行きま
- いつくるかな? って思いながら見てたんだけど、 そのまま終わっちゃ...
- 映画として表現は面白かったけど魅力は伝わってこなかった
- ロシアの革命児の生涯を描いた傑作‼️
ヒューマンドラマ
- 製作年2024年
- 製作国イタリア,フランス,スペイン
- 時間---分
- 監督キリル・セレブレニコフ
- 主演ベン・ウィショー
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1920年代の英国貴族社会を舞台に、禁断の愛と信仰、そして時代の波に翻弄される青年たちの運命を描く物語。
舞台は第二次世界大戦前夜のイギリス。オックスフォード大学に通う中流階級出身のチャールズ・ライダーは、エキセントリックで魅力的な貴族、セバスチャン・フライトとの出会い。セバスチャンの豪奢な邸宅「ブライズヘッド」に招かれたチャールズは、華やかな貴族の世界と、その一家が抱えるカトリック信仰の重圧、そしてセバスチャンの妹ジュリアとの複雑な関係に深く引き込まれていく。友情、同性愛、そして異性愛が交錯する中で、チャールズは自らのアイデンティティと愛の意味を問い直す。しかし、時代の大きなうねりと一家に隠された秘密が、彼らの運命を容赦なく引き裂いていく。失われゆく美しき時代への郷愁と、決して消えない愛の記憶。
ネット上の声
- 原作は、20世紀のイギリス文学作家の1人、イーヴリン・ウォーの「ブライヅヘッド再
- 全てが「綺麗」&「切ない」
- 友愛では片付けられない
- 全体的にぼやけた印象
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国イギリス
- 時間133分
- 監督ジュリアン・ジャロルド
- 主演マシュー・グード
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幸せになる香りを放つという新種の植物がもたらす不安を描き、主演のエミリー・ビーチャムが第72回カンヌ国際映画祭で主演女優賞を受賞した異色のスリラー。幸せになる香りを放つ新種の植物「リトル・ジョー」を開発した研究者でシングルマザーのアリスは、ワーカホリックで息子のジョーときちんと向き合えていないことに罪悪感を抱きながら、日々の研究にいそしんでいた。息子のジョーへの贈り物として、彼女にとってもう1人の息子であるリトル・ジョーを自宅に持ち帰る。しかし、リトル・ジョーの香りを嗅いだジョーが奇妙な行動をとり、花粉を吸い込んだアリスの助手クリスもいつもとは違う様子を見せ始める。監督はミヒャエル・ハネケの助手を務め、「ルルドの泉で」で注目された気鋭の女性監督ジェシカ・ハウスナー。
ネット上の声
- 品種改良によって繁殖ができない植物。 「彼ら」は花粉によって人間を...
- 鮮烈に映える赤と、まさかの音楽との怪しげな融合がもたらしたもの
- 東西問わずに独裁者に嗅がせれば?戦争なくなれり♥
- ちぃちゃん♡とのデートムービー♪
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2019年
- 製作国オーストリア,イギリス,ドイツ
- 時間105分
- 監督ジェシカ・ハウスナー
- 主演エミリー・ビーチャム