全3作品。ニコレッテ・クレビッツが出演した映画ランキング

ベルリンの壁が引き裂いた自由と愛。地下12メートル、東から西へ、命を懸けた史上最大の脱出作戦。

1961年、冷戦下のベルリン。一夜にして築かれた壁により、元競泳選手のハリーは愛する妹と引き裂かれる。自由を取り戻すため、彼は仲間たちと西側から東側へ、地下深くにトンネルを掘るという無謀な計画を開始。しかし、秘密警察シュタージの執拗な監視、浸水や崩落の危機が絶えず彼らを襲う。自由への渇望と仲間との絆だけを頼りに、暗闇の中を進む彼ら。史実に基づく、息詰まる脱出劇。

刑務所で生まれた女囚バンド「バンディッツ」。自由を求め、音楽を武器に逃避行を繰り広げるロック・ロードムービー。

ドイツの女子刑務所。そこで出会った4人の女囚がロックバンド「バンディッツ」を結成。ある日、警察のパーティでの演奏機会を得た彼女たちは、大胆不敵な脱獄を決行。自由を求める彼女たちの逃避行は、マスコミによってセンセーショナルに報道され、いつしか世間のヒーローに。音楽を唯一の武器に、警察の執拗な追跡をかわし続ける4人。それぞれの過去を背負い、ぶつかり合いながらも深まる絆。果たして彼女たちが目指す、伝説のラストステージの行方。

ベルリンの片隅、倒産寸前のクラブ。絶縁状態の兄弟が音楽と夢を賭けて再起を図る、ヒューマンドラマ。

舞台は2000年のベルリン。かつては人気を博したライブハウス「CLUBファンダンゴ」も、今や倒産寸前。そんなクラブを亡き父から相続したのは、音楽への情熱を失った元ミュージシャンの兄と、堅実な人生を歩む弟。長年、絶縁状態にあった二人。クラブの再建を巡り、価値観の違いから激しく衝突。しかし、クラブに集う個性的な常連客や若きバンドマンたちとの交流が、凍てついた兄弟の心を少しずつ溶かしていく。果たして二人は、過去の確執を乗り越え、もう一度ステージに光を取り戻せるのか。音楽が繋ぐ、兄弟の絆と再生の物語。