巨匠フランシス・F・コッポラを父に持つソフィア・コッポラが、1999年に手がけた長編監督デビュー作。アメリカの小説家ジェフリー・ユージェニデスによる長編「ヘビトンボの季節に自殺した五人姉妹」を原作に、危うさを秘めた思春期の少女たちの感情のゆらめきを、みずみずしい映像美で描く。
1970年代、アメリカ郊外の町。リズボン家には13歳から17歳までの年子の5人姉妹がおり、近所の少年たちは彼女たちに憧れを抱いていた。ヘビトンボが舞う6月のある日、末娘セシリアが自殺未遂を起こす。数日後、一家はセシリアを励ますためホームパーティを開くが、その最中に彼女は窓から身を投げてしまい……。
「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」で注目されたキルステン・ダンストが四女ラックス、ジェームズ・ウッズとキャスリーン・ターナーが姉妹の両親を演じた。フランスのエレクトロニックデュオ「AIR」が音楽を担当。2025年5月、「12ヶ月のシネマリレー 2024-2025」にて4Kレストア版が公開。
ネット上の声
- 堅気な家庭に育つ、美しい5人姉妹が儚く散る話
- 死によって姉妹は、永遠の生を手にした。
- オンナゴコロは、複雑ですなぁ・・・
- 映像と構成と人物設定は良いが・・
夏休みが舞台、 ヒューマンドラマ
- 製作年1999年
- 製作国アメリカ
- 時間98分
- 監督ソフィア・コッポラ
- 主演キルステン・ダンスト