デビュー作の「やさしい嘘」(2003)でカンヌ国際映画祭批評家週間を受賞したジュリー・ベルトゥチェリの監督第2作。突然目の前で父親を亡くした子どもたちと残された妻が、一本の大きな木を通して悲しみを乗り越えていく姿を美しい映像とともに描く。オーストラリアの広大な自然に囲まれて暮らすドーンとピーターの夫婦は、4人の子どもたちと幸せな日々を送っていた。しかしある日、夫ピーターが心臓発作を起こして死亡。運転中だった車は庭の大木に衝突して止まった。まだ人の死を理解できない8歳の娘シモーンは、ピーターがぶつかった庭の木にパパがいると言いはじめ、木を相手に話し始める。最初は真に受けなかったドーンも、木に話しかけることで心の平静を取り戻していく。
ネット上の声
- 迷惑ばかりかける『パパの木』だけど…
- パパの木を植えよう。物語を遺そう。
- エンドに、亡き夫に~って?
- 目が物語る👀で3本いきます
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国フランス,オーストラリア
- 時間100分
- 監督ジュリー・ベルトゥチェリ
- 主演シャルロット・ゲンズブール