昭和37年、富山。少年と少女の淡い恋と、螢の光が織りなす、切なくも美しいひと夏の記憶。
舞台は昭和37年の富山。母を亡くし、父と暮らす思春期の少年・竜夫。彼の穏やかな日常は、隣町に住む少女・英子との出会いで色づき始める。互いに病気の父を持つ二人は、言葉少なながらも心を通わせていく。しかし、彼らの淡い恋模様の背景には、常に「死」の影が寄り添う。年に一度、川を埋め尽くす螢の大群を見に行く約束。その約束の夜、少年は命の儚さと輝きを同時に目撃することになる。少年から大人へと変わる一瞬の夏を描いた、あまりにも切なく美しい物語。
ネット上の声
- 圧巻のクライマックス!その幻想的な映像の美しさは噂の通り至福の名シーンだった
- 宮本輝の″川三部作″を読んだので映画も見たいと思って探したところ本作『蛍川』はY
- 4月に大雪が降った年に螢が大量発生するのを見に行く約束する少年と幼馴染の女の子と
- 竜夫くん居間でオナニーしちゃうからお父さんに見つかってやんの(ノ∀`) しかもや
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督須川栄三
- 主演三國連太郎