記憶が80分しか持たない天才数学者と、彼が愛した数式が紡ぐ、家政婦と息子の奇跡の物語。
1992年、日本。若き家政婦の杏子は、交通事故の後遺症で記憶が80分しか保てない元天才数学者「博士」の世話をすることに。博士が唯一愛するのは、美しく永遠の真理を秘めた「数式」。当初は戸惑う杏子だったが、博士が彼女の10歳の息子を「ルート」と呼び、数学の魅力を語る姿に、次第に心を開いていく。記憶を失っても、数字は博士と親子を結びつける。80分ごとにリセットされる関係の中で、三人の間に芽生える温かい絆。数字の美しさが織りなす、儚くも優しい日々の記録。
ネット上の声
- この生徒たちは何年生だ?とか、ルートの本当の名前はトオルっていうんじゃないのか?などとつまらないことを考えてしまった。
- 暗闇に光る一筋の美しい映画でした!!
- 日本映画史上にのこる寺尾氏の名演
- 原作を忘れて観たほうが楽しめます
難病、 記憶喪失、 数学者、 ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間117分
- 監督小泉堯史
- 主演寺尾聰