劇作家・演出家の小林賢太郎が、舞台とドラマと絵画を交えて描いた作品。舞台公演の映像と、ロケで撮り下ろしたドラマパートに、監督自身が描いた絵画を加えた。
登山中、濃霧に見舞われてしまった男が避難小屋を見つける。中には、なにやらノートに鉛筆を走らせている先客がいた。男が「何かうまいものが出てくる話をしてくれ」とせがむと、先客はゆっくりと語り始めるが、国家規模の秘密をもつ居酒屋、河原にうなぎを出前するキャンパー、魔術で生徒を操る料理家、目には見えないファミレス店長、“雰囲気”がありすぎるカフェ店員、“モクギョ”を狙い沖に出る漁師、何もかもがわからない食堂など、話す内容はどれも奇妙なものばかりだった。そして深夜、男が寝袋で寝ていると、外から生き物の声が聞こえてきて……。
ネット上の声
- 不思議な食堂に迷い込むノームの話。映像がとにかく綺麗で、料理も美味しそうでお腹すいた笑。心温まるストーリーで、見終わった後、優しい気持ちになれる映画でした。
- 派手さはないけど、じわじわくる良さがある。疲れた心に染みる作品。
- 最高でした!
- 世界観は好きだけど、ストーリーがちょっと淡々としてたかな。もう少し展開が欲しかった。
- 製作年2025年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督小林賢太郎
- 主演竹井亮介