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新婚生活は甘くない?優しい叔母たちの秘密は、地下室に眠る12人の紳士たち。ブラックコメディの傑作。
1940年代、ブルックリン。結婚したばかりの演劇評論家モーティマーは、幸せの絶頂。しかし、実家の優しい老叔母たちには恐ろしい秘密が。孤独な老人を毒入りワインで安楽死させ、地下室に埋葬していたのだ。さらに、死体をリンカーンだと信じる叔父や、整形手術で怪物化した凶悪犯の兄も現れ、モーティマーの新婚生活はめちゃくちゃに。愛する妻と叔母たちを守るため、彼は次々と現れる死体と狂気の家族に立ち向かう。果たして、彼はこのカオスから抜け出し、平穏な日常を取り戻せるのか。
ネット上の声
- 傑作ブラックコメディ、且つ米国社会の風刺ドラマ?
- 最後まで吸引力が落ちないブラックコメディ
- キャプラのブラックユーモアを召し上がれ
- 好き嫌いの分かれるコメディー☆2.0
サスペンス
- 製作年1944年
- 製作国アメリカ
- 時間118分
- 監督フランク・キャプラ
- 主演ケイリー・グラント
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禁酒法時代のアメリカ、しがない帰還兵が裏社会の頂点へ。栄光と破滅を描くギャングスター叙事詩。
舞台は第一次世界大戦後のニューヨーク。戦争から戻ったエディは、堅気の仕事に見切りをつけ、禁酒法を逆手に取った酒の密売ビジネスに乗り出す。元弁護士のジョージ、ナイトクラブの歌手パナマと手を組み、瞬く間に裏社会でのし上がるエディ。富と名声を手にする一方、彼を待ち受けていたのは、かつての戦友との対立、そして時代の大きなうねり。彼が築き上げた帝国が崩れ落ちる時、最後に残るものとは何か。男たちの友情と裏切りが交錯する物語。
ネット上の声
- ジェームズ・キャグニー初体験
- かっちょいいよね。
- ドラマチックな展開
- バブルと大不況の動乱の米国史をものすごい早さで目の当たりにしながら、かつての戦友
ヒューマンドラマ
- 製作年1939年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督ラオール・ウォルシュ
- 主演ジェームズ・キャグニー
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無実の罪を着せられた男が真相を突き止めるべく奔走する姿を描いたヒッチコック監督作。カリフォルニアの航空機工場で大規模な火災が発生し、男性従業員が命を落とす。被害者の同僚であるバリー・ケインは、事件現場でガソリン入りの消火器を持っていたことから容疑者とみなされ、警察から追われる身となってしまう。ケインは自分に消火器を手渡した男フライが真相を知っていると考え、行方を追うが……。
ネット上の声
- 『時には法律を無視することも必要だ。』
- 自由の女神の像が意味深い!(≧ω≦)b
- 習作ですが、オーソドックス
- ハラハラさせられ心温まる。
サスペンス
- 製作年1942年
- 製作国アメリカ
- 時間109分
- 監督アルフレッド・ヒッチコック
- 主演ロバート・カミングス
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ネット上の声
- 一番最初の鏡とか、レコードを通して恋人と会話するアイデアとか面白い
- この時代のハリウッド映画によくある追われながら真相を追う系の映画
- 声のレコード化って、ちょっと前のビデオレターみたいなものかな?
サスペンス
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間62分
- 監督リチャード・フライシャー
- 主演ローレンス・ティアニー
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ロング・アイランドのとある田舎町で音楽教師をしているアダム・レムブには4人の娘があった。エマ、ケイ、シア、アンの姉妹は、父と伯母のエッタに育てられて年頃の娘になった。ケイは歌が好きで声楽家になる志望を持ち、長女のエマは落ちついた内気な娘で、町の青年アーネストが彼女に恋をしている。シアはベン・クロウリーという45歳の富裕な男と親しくなり、彼と結婚して楽な生活を送ろうと考えているし、末娘のアンは美しく快活な娘である。父の旧友の息子でジャズ作曲家のフェリックス・ディーツがこの一家に寄宿することになった。明るい彼の性格は、この平和な一家を一層楽しくしたが、4人の娘たちは4人とも皆いつしか彼に恋慕の情を寄せるようになった。中でもエマとアンと深く彼を愛していた。フェリックスは作曲の懸賞に応募することになり、彼の友人で失業している編曲家ミッキー・ボードゥンを招いて彼に編曲を委ねた。ミッキーは虚無的な性格破産者であったが、いつしか心の奥でアンを愛するようになる。父の誕生日に祝いの席で、フェリックスはアンとの婚約を発表した。3人の姉は喜びの中にも苦しさを感じ、ケイは音楽の修業にフィラデルフィアへ行く決心を、シアはベンと結婚する決心をした。しかしエマの心は慰められない失恋の悩みに一杯であった。アンはそのことをミッキーに聞かされると、姉のために身を引く決心をした。予定された結婚式の席へアンはついに姿を見せず、ミッキーと結婚してニューヨークへ行くと電報が来た。フェリックスは傷心を抱いてその家を去った。アンの結婚生活は不幸だった。そして次の降誕祭に2人が父の家を訪れると、アンの心尽くしにもかかわらず、エマはアーネストと幸福な結婚生活を送っていた。作曲家として売出したフェリックスは今も独身で、一家の集まりに出席していた。ミッキーは停車場まで彼を送って行った。フェリックスはアンが金に困っていることを知り、別れ際にミッキーに金を渡して汽車に乗った。ミッキーは雪の夜道を猛烈なスピードで車を走らせた。病院からの報せで駆けつけると、負傷したミッキーはアンの顔を見たままで息を引取った。そして再び春が来た。声楽家として成功したケイが帰宅して、父と娘たちがシューベルトの『セレナーデ』を仲よく合奏している時、扉に人の来た気配がした。アンは駆けて行った。そこにはフェリックスが来ていたのである。
音楽、 ヒューマンドラマ
- 製作年1938年
- 製作国アメリカ
- 時間90分
- 監督マイケル・カーティス
- 主演プリシラ・レイン