友達のノートを間違えて持ち帰った少年。親の言いつけを破り、たった一人で見知らぬ村への冒険。
イランの小さな村、コケール。小学生のアハマッドは、隣の席の友達・ネマツァデのノートを間違えて持ち帰ってしまう。先生から「次に宿題をノートにやってこなければ退学だ」と厳しく言われていたネマツァデ。このままでは友達が大変なことになる。アハマッドは、母親の言いつけを破り、たった一人で隣村に住む友達の家を探す旅に出る。しかし、大人たちは彼の話をまともに聞いてくれない。陽が暮れていく中、アハマッドは必死に走り続ける。純粋な友情が起こす、小さな奇跡の物語。
ネット上の声
- 友達のノートを返すだけなのに、なんでこんなに大変なの!ってハラハラしっぱなし。大人は話を聞いてくれないし理不尽だけど、主人公の子が健気で応援したくなる。ラストシーンがすごく良い。
- 昔の自分を思い出すような、懐かしい気持ちになった。子供の目線ってこうだったなあって。
- 周りの大人が理不尽すぎて、見ててずっとイライラしちゃった。話もあまり進まないし…。
- ラストシーンに全てが詰まってる。
ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国イラン・イスラム
- 時間85分
- 監督アッバス・キアロスタミ
- 主演ババク・アハマッドプール