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上映時間317分の長編「ハッピーアワー」で、主演に起用した演技経験のない4人の女性たちにロカルノ国際映画祭最優秀女優賞をもたらすなど、挑戦的な作品を手がけ続けている濱口竜介監督による短編作品。17歳で死んだ三月は、それ以来、同級生の雄三にとり憑き、現世に留まっていた。そんなある日、亡くなった姉に捧げるドキュメンタリーを作っているという三月の妹・五月が、雄三のもとを訪れる。生前の姉の関係者に話を聞いて回っているという五月に、雄三は三月のことを話し始めるのだが……。「ハッピーアワー」劇場公開1周年を記念した濱口竜介監督の特集上映「ハッピー・ハマグチ・アワー」(2016年12月10日から東京・ポレポレ東中野ほか)で公開。
ネット上の声
- 完全にハマリュウのファンの子と化した
- 死んだ魂を憑依させるというイタコ的な設定から「演じる」という行為の異質さと普遍性
- なるほどピンマイクの使い方とか視線の演出とか凄かったけれど、技巧が全面に出過ぎて
- 最初、違和感があるけど、男と一緒にいる女を完全無視する女が出てきて物語の事情が呑
ヒューマンドラマ
- 製作年2015年
- 製作国日本
- 時間38分
- 監督濱口竜介
- 主演岡部尚
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気鋭の監督とアーティストがコラボレーションした作品を集め、観客や審査員によって賞を授与する「MOOSIC LAB 2013」に向けて製作・上映され、グランプリ、最優秀女優賞、ベストミュージシャン賞を受賞した青春劇。12年、大学在学中に発表した処女作「あの娘が海辺で踊ってる」で一躍注目を浴び、14年には初の商業作品となる「5つ数えれば君の夢」も手がけた新星・山戸結希が、大学時代に最後に監督した作品で、4人組ロックバンド「おとぎ話」が出演と音楽を担当。田舎に暮らす高校3年生の少女しほのひと冬の初恋を描いた。14年12月に単独での劇場公開にあたり、「MOOSIC LAB 2013」で上映されたものに再編集を施し、音響も5.1chにバージョンアップした。
ネット上の声
- 観てない人は残念でした。
- 2013年最重要作品のひとつ
- 高揚感が高まる
- 本当のこと。
青春
- 製作年2014年
- 製作国日本
- 時間51分
- 監督山戸結希
- 主演趣里
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映画美学校で講師も務める大工原正樹監督が、同校の生徒たちと共同で作り上げた中編映画。亡くなった母の葬儀を終え、かつて暮らしていた町を何気なく訪れた妙子と治の姉弟は、次第に心に巣くう化け物の幻に襲われ始める。「恐怖」「行旅死亡人」の長宗我部陽子と、劇団「東京乾電池」の舞台にも立つ岡部尚が、憎しみの輪廻に陥っていく主人公姉弟を演じる。
ネット上の声
- 上手く出来てる!
- 非常に職人的な姿勢で撮影されてはいるが、夢と現実の境をなくしながら語られた物語が
- 学生の時に大阪シネ・ヌーヴォで見た
- 荒んだ情景と不安感漂う映像
- 製作年2010年
- 製作国日本
- 時間49分
- 監督大工原正樹
- 主演長宗我部陽子
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2人の医師と1人の元医師が巨大な力に立ち向かいながら、それぞれの医療の道を模索していく姿を通して、現代医療の矛盾や闇を描いたサスペンスドラマ。
富士山の麓に建つ青田病院の院長である青田岳雄は、経営ありきにならざるを得ない民間病院としての在り方と、純粋な医療との狭間で葛藤を抱えていたが、同僚で大学同期でもある峰山昇太郎とともに、大学病院に負けない医療レベルの実現を目指していた。岳雄が院長に就任して1年目、医療保険を使う医師や病院側を細かい規定で縛る「個別指導」を行うため、元医師で現在は厚生労働省の医系技官である荒川直樹が青田病院にやってくるが……。
監督は、自身も現役医師であり、これまでにも医療をテーマにした映画「たまゆら」などを手がけてきた土田ひろかず。
サスペンス
- 製作年2024年
- 製作国日本
- 時間---分
- 監督土田ひろかず
- 主演山中アラタ
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「フレンチドレッシング」「サンデイドライブ」「いたいふたり」の斎藤久志監督が、ひと組の夫婦の穏やかな日常に潜む孤独やエゴを描き出したドラマ。子どもを持たずに2人きりで生きることを選んだ夫婦・恵理と史也。互いの職場のことや愛犬のこと、久々の母の訪問や友人の死など、喜びも悲しみも共有してきた。そんな中、ある事態がふたりの日常に変化をもたらしていく。第26回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門出品。
ネット上の声
- 穏やかな夫婦が素敵だよ
- ものすごく好き
- ベッドの中でくだらないこと話しながらなんとなーくはじまるところに、なんかエロスと
- 退屈で、儚くて、脆くて、いい匂いで、エロくて、美味しくて、美しいんだ
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間110分
- 監督斎藤久志
- 主演高尾祥子
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待望の結婚式当日を迎えた花嫁、 永子は幸福の絶頂…のはずだが、永子には婚約者・誠一に言い出せないある「秘密」が あった。
ネット上の声
- 結局、花嫁が妊娠してる秘密を抱えたまま愛を誓う(嘘をつく=演技をする)ことで、結
- 結婚式を挙げる直前に妻の浮気がバレて最悪な空気になってしまうお話
- 舞台のような演出、棒読み、濱口竜介の映画映画してないころの作品
- 脚本と濱口竜介の作家性がうまく噛み合っていないように感じた
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国日本
- 時間59分
- 監督濱口竜介
- 主演河井青葉
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新人の大畑創監督が、2009年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭およびぴあフィルムフェスティバルで審査員特別賞を受賞したクライムアクション。郁夫と聡の兄弟が経営する倒産寸前の金属加工工場にある日、拳銃密造の依頼が舞い込む。背に腹は変えられず依頼を引き受けた兄弟は失敗を繰り返しながらも密造を続けていく。次第に兄の郁夫は拳銃を作ること自体にのめりこんでいき……。大畑監督の「へんげ」(11)劇場公開にあわせて同作と同時上映。
ネット上の声
- 上映時間は30分弱です。
- 銃をテーマにしているのに銃が安っぽい
- 日常の中に訪れる非日常のリアリズム
- 妙なリアリズムがある(^_^)
ヒューマンドラマ、 サスペンス
- 製作年2008年
- 製作国日本
- 時間31分
- 監督大畑創
- 主演小野孝弘
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さまざまな問題を抱えた日本の医療制度をテーマに、医師でもある土田ひろかず監督が、実際の医療現場で起こった出来事などを取り入れて描いた人間ドラマ。ある出来事をきっかけに、大城病院で医療秘書として働くことになった元キャビンアテンダントの高杉和代。病院で働いてくれる医師を確保するため院長の峰山昇太郎とともに奔走する和代は、以前、怪我の処置をしてもらった白鳥医師に白羽の矢を立てる。そして医師の鑑のような白鳥に、和代は次第にひかれていくのだが……。「神さまの轍 check point of the life」「見栄を張る」など出演作の劇場公開が続く久保陽香が、異業種から医療の世界に飛び込む主人公の和代に扮し、白鳥医師を「おとぎ話みたい」の岡部尚、峰山院長を駿河太郎が演じている。静岡県で整形外科医として開業し、多数の著作を執筆している医師の土田ひろかず監督が初メガホンをとった。
ネット上の声
- 感動でビックリです!
- 元CAの設定とか生かされてないし、役者の演技が微妙で内容が入ってこない
- 医療制度の変な癖を突いてるけど、社会派映画って程とんがっては無い
- 医療(医師)制度の問題点をわかりやすく訴えてくる
ヒューマンドラマ
- 製作年2017年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督土田ひろかず
- 主演久保陽香
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青春や性をテーマにさまざまな監督がオリジナル作品を手がける「青春H」シリーズの35作目。演劇ユニット「エマニュエル」主宰の演出家で、ぴあフィルムフェスティバル入選経験もある若手監督の浅野晋康が、セックスは得意だが恋愛は苦手な女性の悩める日々を描く。恋人の和美が浮気をしていることを知ってしまったエリ子は、悔しさのあまり「私も浮気してやる」と言い放つ。和美の浮気をやめさせるため、あれこれと画策するが、やがて本当に別の男と関係をもってしまい……。
ネット上の声
- お疲れさまでしたの恋愛
- 主人公の女性は、自身の誕生日に彼氏に浮気される
- まぁ、ツッコミ所満載感は否めませんが・・・
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
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- 監督浅野晋康
- 主演江口亜衣子
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- 主演つぼみ
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ネット上の声
- ラストの「楽しかった~」に尽きる
- 女性ビジュアルの古めかしさと人類皆平凡感…タイトルが1番面白かったな、人生の不安
- 麻雀わかんないからなのか、ちょっと何言ってるかわかんなかった
- それぞれのどうしようもない日常が雀荘で交わる瞬間の温かさ
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
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- 主演岡部尚
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ネット上の声
- セックスしない内に死にたくない
- 秋葉原を舞台に、なんとか初体験したい3人の童貞たちが珍騒動を繰り広げる青春エロス
- AKB48が流行ってる時の便乗映画なんだろうな
- なんかこれ、前にも見たことあったような
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