食糧難に喘ぐ終末世界のアパート。そこの肉屋が売る謎の肉の正体とは?奇妙な住人たちが織りなす、ブラックでシュールなフレンチ・コメディ。
大戦後のフランス、とある古びたアパルトマン。食糧は極度に不足し、人々は飢えに苦しむ日々。このアパルトマンの大家であり、一階で肉屋「デリカテッセン」を営むクラペの店は、なぜかいつも肉が豊富。そこへ、新たな住人として元道化師のルイゾンがやってくる。彼は、クラペの娘ジュリーと恋に落ちるが、このアパルトマンの住人が次々と姿を消す謎に気づく。ルイゾンもまた、クラペの「食材」候補。恋人を守るため、ジュリーは地下に潜む菜食主義者のテロリスト集団に助けを求める。愛と人肉を巡る、狂気とユーモアの狂想曲。
ネット上の声
- 【陽光も降り注がない近未来のデリカテッセンで、行われていた事を描く、ブラックシュールなコメディ。】
- ジュネの変態ファンタジー 衝撃のデビュー
- 豚はもういません、変態美に満ちた映画。
- 嵌ると嗜癖化必至 ! ジュネの変化球。
ヒューマンドラマ
- 製作年1991年
- 製作国フランス
- 時間100分
- 監督ジャン=ピエール・ジュネ
- 主演ドミニク・ピノン