白バイ隊員がぶち当たる警察の闇
1970年代初頭、アリゾナの広大な砂漠地帯を貫くハイウェイ。殺人課の刑事を夢見る実直な白バイ警官、ジョン・ウィンターグリーン。ある日、ハイウェイ沿いで発生した老人の奇妙な自殺事件。ジョンはこれが殺人事件であると直感し、その観察眼がベテラン刑事の目に留まる。念願叶い、一時的に殺人課の捜査に加わるジョン。しかし、彼が足を踏み入れたのは、ヒッピー文化が渦巻き、ベトナム帰還兵が心を病む、アメリカ社会の暗部そのもの。捜査を進めるうち、彼は警察内部の腐敗や、信じていた正義が崩れ去る現実に直面する。理想と現実のギャップに苦しみながらも、ジョンは事件の真相に迫っていく。その先に待ち受ける、あまりにも切なく衝撃的な結末。
ネット上の声
- この世には何本も映画を作ってきて傑作に出会うチャンスを逸した監督がいれば、映画を
- 犯罪者を取り締まる警官を主人公に据えた【逆イージー・ライダー】と言える作品
- アメリカン・ニューシネマ全盛期の70年代雰囲気が濃いなぁ
- アメリカン・ニューシネマ末期の隠れた大傑作
バイクに乗りたくなる、 ヒューマンドラマ
- 製作年1973年
- 製作国アメリカ
- 時間113分
- 監督ジェームズ・ウィリアム・ガルシオ
- 主演ロバート・ブレイク