現代ブルガリアの光と影。人種差別が引き裂く兄弟の絆と、再生を求める魂の彷徨。
舞台は共産主義崩壊後のブルガリア、首都ソフィア。薬物依存から抜け出そうともがく青年イツォ。その弟ゲオルギは、外国人排斥を掲げるネオナチグループに傾倒。ある日、ゲオルギたちがトルコ人一家を襲撃する現場をイツォが目撃。彼は被害者家族、特に娘のイシルに惹かれ、守ろうと決意。しかし、その決断は弟との決裂、そして危険な組織との対立を意味した。社会の歪みの中で、彼は自らの生きる道を見つけ出せるのか。魂の救済をかけた、静かで壮絶な闘いの記録。
ネット上の声
- 酔っ払った時の方がレビュー書ける気がして、ほろ酔いで書いてみる
- 政治の世界に踏み込んだ映画関係者へ拍手!
- 2010年に見た映画の中で一番心に残った。
- 東京国際映画祭で観客賞取ってたやつ
ヒューマンドラマ
- 製作年2009年
- 製作国ブルガリア
- 時間89分
- 監督カメン・カレフ
- 主演フリスト・フリストフ