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俳優・奥田瑛二の長女で映画監督の安藤桃子が、実妹・安藤サクラを主演に起用した初の姉妹タッグ作品で、自身の介護経験から着想を得て書き下ろした小説を映画化した人間ドラマ。介護ヘルパーの山岸サワは、派遣先の家族から「冥土の土産におじいちゃんと寝てほしい」との依頼を受ける。しかしその当日、サワはある事件に巻き込まれ、家も金も仕事も全てを失ってしまう。人生の崖っぷちに立たされたサワは、訳ありの老人を見つけては介護を買って出る、押しかけヘルパーとして生きていくことになる。共演に柄本明、坂田利夫、草笛光子、津川雅彦ら。
ネット上の声
- 老人介護を軸に、今日的問題を提示
- この姉妹の才能はほんとに凄い!
- 新鮮な豊かな才能を楽しむ
- 彼女が出会った人たち
ヒューマンドラマ
- 製作年2013年
- 製作国日本
- 時間196分
- 監督安藤桃子
- 主演安藤サクラ
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別離の危機に瀕した夫婦の絆と家族の再生を描いた人間ドラマ。島尾敏雄原作の同名小説の映画化で、脚本・監督は「伽耶子のために」の小栗康平、撮影は「帝都大戦」の安藤庄平がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 本作には結末はありません 結末は本作を観たあなたが現実の夫婦生活の中でこれから作っていくのです
- 終戦から10年後の東京。夫の浮気が発覚し、妻の精神が破綻する。心の...
- YUKIちゃんのお薦めしていた島尾敏雄の小説も読みました
- 狂気と滑稽さ、それ以上にどうしようもなく愛を感じた
夫婦、 ヒューマンドラマ
- 製作年1990年
- 製作国日本
- 時間229分
- 監督小栗康平
- 主演松坂慶子
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1987年に当時20代の若者たちが中心になり独立プロで製作された作品で、美しい映像と幻想的な色彩でひとりの少女の心の対話を描いた。青森県下北半島から上京し、ゴンドラに乗って高層ビルのガラス拭きをする仕事に就いた青年・良。一方、音楽家の母れい子と高層マンションに2人で暮らす11歳の少女かがりは、仕事で忙しい母のいない部屋で、2羽の白い文鳥と音叉の響きに耳を澄ますことがささやかな遊びになっていた。ある日、学校から帰宅かがりは、文鳥の1羽が傷ついているのを見つける。マンションの窓ガラスを掃除していた良は、窓の外からその様子を知り、文鳥を動物病院に連れて行くかがりに付き添う。しかし、文鳥は死んでしまい、母親に死骸を捨てられたかがりは家を飛び出す。そんな彼女と偶然再会した良は、かがりを故郷の下北半島に連れて行くことにするが……。87年10月に渋谷のホールで先行封切りというかたちで上映して反響を呼び、88年にテアトル新宿で劇場公開されて話題を集めた。2017年、オリジナル35mmフィルムおよびデジタルリマスター版で30年ぶりにリバイバル上映。メガホンをとった伊藤智生は、劇映画(一般映画)の監督作はこれ1作のみで、本作以降はアダルトビデオ界でTOHJIRO名義で活躍。
ネット上の声
- 俺の還る場所どこだろねえ
- この地味さには拍手できる
- 最近にはない映画かな。
- 愛すべき孤独な人
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1987年
- 製作国日本
- 時間112分
- 監督伊藤智生
- 主演上村佳子
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27ヵ月もの間、子供を身籠り続けた妊婦と彼女を取り巻く人々の狂騒を描いたヒューマン・コメディ。監督は、本作が初監督作となる女優の唯野未歩子で、自らの原作を基に脚本も執筆。撮影を中村夏葉が担当している。主演は、「まだまだあぶない刑事」の中島知子。第29回カイロ国際映画祭出品、第18回東京国際映画祭 日本映画・ある視点部門出品、文化庁支援作品。
ネット上の声
- 妊娠って幸せなことなのかも。。。
- なんでこんな映画が評価されるの?
- 何が描きたかったんだかさっぱり
- そうそうないことを体験した。
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国日本
- 時間99分
- 監督唯野未歩子
- 主演中島知子