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十九世紀自然主義文学の代表作である、モーパッサンの有名な同名原作の映画化。無台詞の中篇異色作「恋ざんげ」が公開されている三五歳のアレクサンドル・アストリュック監督が、「愛の迷路」のローラン・ローダンバックと共同で脚色し、自ら監督した。台詞はローダンバック。原作の骨格をふんだ、ある女の乙女時代から初老にいたるまでの生活が描かれる。撮影は「恋多き女」のクロード・ルノワール。ノルマンディ地方ロケーションによって、その風光や風俗などが克明にとらえられている。音楽はロマン・ヴラド、美術ポール・ベルトラン。主演するのは「カラマゾフの兄弟」のマリア・シェル、「素直な悪女」のクリスチャン・マルカン、「サレムの魔女」のパスカル・プティ、「赤と黒(1954)」のアントネルラ・ルアルディ。他に「乙女の館」のイヴァン・デニや、ルイ・アルベッシェ、マリー・エレーヌ・ダステ、ジェラール・ダリュウ、アンドレ・タンシイ等が出演する。製作アニェス・ドラエ。
ネット上の声
- 最近はずっとジョン・フォードの大らかな雰囲気に浸っていたからか、こういう昼ドラ的
- 原作読んだのが1ヶ月前くらいだからうろ覚えをたどりながら話についていけた!笑 映
- 昔、フランス語の老教授が授業で観せてくれた
- [鬼畜夫が支配する斜めの構図]
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間87分
- 監督アレクサンドル・アストリュック
- 主演マリア・シェル
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「素直な悪女」「月夜の宝石」のロジェ・ヴァディム監督作品。ヴェニス・ロケーションを背景に、謎の一女性をめぐる人間ドラマが、風変りな雰囲気をもって描き出される。原作・脚色はともにロジェ・ヴァディム自身。撮影は「月夜の宝石」のアルマン・ティラールと、ルイ・ネの共同。音楽はジョン・ルイスと、彼のモダンジャズ・クヮルテットが担当して、新感覚を出すことが試みられている。出演するのは、「遥かなる国から来た男」のフランソワーズ・アルヌール、「女の一生」のクリスチャン・マルカン、「罪と罰(1956)」のロベール・オッセン、「青春群像」のフランコ・ファブリッツィ、「スパイ」のO・E・ハツセ等。製作ラウール・J・レヴィ。
ネット上の声
- ロジェ・ヴァディム監督による、【ラブ・
- 『……モダン・ジャズ・カルテットとの演奏による音楽、フランソワーズ・アルヌールの
- 何故かフランス映画とモダン・ジャズの出会いは死刑台のエレベーターということになっ
- (ヴァディムが)「ストーリー性を無視して瞬間がきらめく視覚と鋭い感覚をふりまわし
ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1956年
- 製作国フランス,イタリア
- 時間99分
- 監督ロジェ・ヴァディム
- 主演フランソワーズ・アルヌール
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黒人の弟をリンチで殺された兄が、白人に復讐する物語。原作・脚色はボリス・ヴィアン、監督は二九歳のミシェル・ガスト。撮影をマルク・フォサール、音楽を「鍵穴」のアラン・ゴラゲールが担当。出演は「狂った本能」のクリスチャン・マルカン、「女の一生」のアントネラ・ルアルディ、「レ・ミゼラブル」のフェルナン・ルドウ、他にルナート・ウェール、マリナ・ペトローバ、カトリーヌ・フォントネー等。総指揮ラルフ・アビブ。製作アンドレ・ラブルース。
ネット上の声
- まぁ、原作とは別の作品と思えばルイ・マルを彷彿させるカットもあり楽しめるのだが、
- うーーん、そりゃボリス・ヴィアンも倒れてしまうわ、てなくらいに原作の大切なところ
- 主演のクリスチャン・マルカンの異様なモテぶり、無理なアメリカ感が笑える😆
- 弟が白人の女性を愛し、リンチされた男の復讐の物語
青春、 ヒューマンドラマ、 アクション
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間109分
- 監督ミシェル・ガスト
- 主演クリスチャン・マルカン
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十七歳の少女が経験した一日の出来事を描いたドラマ。監督は「芽ばえ」のアルベルト・ラットゥアーダ。脚本はフランコ・ブルザーティ、フランチェスコ・ゲディーニ、クロード・ブリュレとラットゥアーダの四人の共同。撮影は「ヨーロッパの夜」のガボール・ポガニー、音楽をピエロ・ピッチオーニが担当。出演は主役に新人のカトリーヌ・スパーク、「やさしく激しく」のクリスチャン・マルカン、ほかにジャン・ソレル、オリヴィエロ・ダーニら。
青春、 ヒューマンドラマ
- 製作年1960年
- 製作国イタリア
- 時間92分
- 監督アルベルト・ラトゥアーダ
- 主演カトリーヌ・スパーク
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“フランス・ソワール”紙所載のポール・ゴルドウのスケッチ画から、ジルベール・ボカノウスキとエヴェール・アギャッグが製作し、「熱い手」のジェラール・ウーリーが監督したオムニバス映画。脚本も「熱い手」のジャン・シャルル・タケラとゴルドウ、それにウーリーが共同で執筆、撮影は「大盗賊」のクリスチャン・マトラ、音楽も「大盗賊」のジョルジュ・ドルリュー。出演者は「45回転の殺人」のダニエル・ダリュー、「素晴らしき恋人たち」のエドウィジュ・フィエール、「悪徳の栄え」のアニー・ジラルド、「明日になれば他人」のロザンナ・スキャッフィーノ、「カルタゴ」のピエール・ブラッスール、「生きる歓び」のジーノ・チェルヴィ、「情事」ガブリエレ・フェルゼッティ、「パリジェンヌ」のクリスチャン・マルカン、「喰いついたら放すな」のリチャード・トッドなど。
ネット上の声
- 民宿の住み込みで娼婦をしているジナと民宿の娘ヘミの友情話でした
- 港で民宿を経営している家族の話
ヒューマンドラマ
- 製作年1963年
- 製作国フランス
- 時間115分
- 監督ジェラール・ウーリー
- 主演クリスチャン・マルカン
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「正午に銃殺の鐘が鳴る」のエドモン・T・グレヴィル監督がアンリ・クルーザ原作の『世界の果ての島』を映画化した作品。朝鮮戦線からの帰途、爆沈した赤十字船から、孤島に漂着した三人の看護婦と一人の男をめぐる、愛欲と闘争の物語である。撮影を担当したのはジャック・ルマール。音楽を受けもったのはシャルル・アズナヴール、マルグリート・モノ、エディ・バークレー、ジャン・ピエール・ランドローの四人。主演するのは「トロイのヘレン」のロッサナ・ポデスタ、「チャップリンのニューヨークの王様」のドーン・アダムス、「嵐の女」のマガリ・ノエル、「女の一生」のクリスチャン・マルカンという四人の国際スター。アフリカから三千キロの距離にあるソーブル群島中の一孤島にロケが行なわれた。製作はエドモン・T・グレヴィル。
ネット上の声
- 世界の終わりの島
- 孤島に漂着した男一人と女3人の行く末は
ヒューマンドラマ
- 製作年1958年
- 製作国フランス
- 時間105分
- 監督エドモン・T・グレヴィル
- 主演クリスチャン・マルカン
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山のホテルとスキー場を舞台にした恋愛ドラマ。監督は「フランス女性と恋愛」(少女期)のアンリ・ドコアン。アンリ・トロワイヤの原作をドコワンとミレーユ・ド・ティソが共同で脚色し、撮影は「いまだ見ぬ人」のピエール・プティ、音楽をジョルジュ・ヴァン・パリスが担当した。出演は「墓にツバをかけろ」のクリスチャン・マルカン。ほかに新進リュシル・サン・シモン、マリー・デア、ジャン・ウーベ、ピエール・ルイ、ジャクリーヌ・ウーリーら。製作ロジェ・ド・ブロワン。
- 製作年1959年
- 製作国フランス
- 時間---分
- 監督アンリ・ドコアン
- 主演リュシル・サン=シモン