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ミュージシャンのみならず作家や脚本家、画家、俳優など多彩な創作活動を続けてきたオーストラリア出身の孤高のアーティスト、ニック・ケイブの唯一無二の世界観を、現実とフィクションを交えながらとらえた音楽ドキュメンタリー。心理学者ダイアン・リーダーによる本人へのインタビューでは、ケイブが歩んできた人生や創作活動における発想の秘密を明らかにしていく。また、ケイブが運転する車を舞台に描いたフィクション部分では、かつてともにデュエット曲を大成功させた歌姫カイリー・ミノーグや、ロックバンド「ニック・ケイブ&ザ・バッド・シーズ」の創設メンバーであるブリクサ・バーゲルトが登場。さらにクライマックスには、迫力のライブシーンも収録されている。2014年のサンダンス映画祭ワールド・シネマ・ドキュメンタリー部門で監督賞と編集賞を受賞。
ネット上の声
- 架空のドキュメンタリー
- ベルリン・天使の詩での脇出演から好きだったニックケイヴの曲を真夜中数年ぶりに聴い
- 久々に旧作を聴いたので、このドキュメンタリー映画に興味を持ち観てみました 最近の
- ドキュメンタリーだけどフィクションぽい雰囲気もあって独特な感じだった
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間97分
- 監督イアン・フォーサイス
- 主演ニック・ケイヴ
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20世紀を代表する大衆音楽家、クルト・ヴァイルにオマージュを捧げた異色の音楽映画。最近ではロバート・アルトマンの「ショート・カッツ」の音楽監修も手掛けた気鋭の音楽プロデューサー、ハル・ウィルナーが、今から10年前の85年に発表したクルト・ヴァイルへのトリビュート・アルバム『星空に迷い込んだ男/クルト・ワイルの世界』(A&M)をもとに、同アルバムに参加したミュージシャンを中心にメンバーを選抜。今回本作でタイトル曲を演奏するルー・リード、そしてスタン・リッジウェイ、チャーリー・ヘイデンらを除いて構成メンバーが一新され、装いも新たに演奏を披露する様を、曲間にヴァイル自身の生涯を追うシークエンスを挿入しながら、カナダの廃工場を利用した空間を舞台に、趣向を凝らした映像で見せている。監督のラリー・ワインスティーンは、彼と共同で製作を務めた「グレン・グールドをめぐる32章」のニーヴ・フィッチマンらと共にロンバス・メディアを創立し、バッハ、ラヴェル、マヌエル・デ・ファリャといった音楽家を題材に映像作品を手掛けており、本作は彼自身の9年間に及ぶ構想と準備期間を経て完成された。音楽プロデュースはアルバム同様にウィルナー自身。脚本はワインスティーンとデイヴィッド・モーティンの共同。撮影はホースト・ザイドゥラー、美術はマイケル・レヴィン、編集はデイヴィッド・ニュウがそれぞれ担当。出演は登場順に、ニック・ケイヴ、スタン・リッジウェイ、メアリー・マーガレット・オハラ、テレサ・ストラータス、PJ・ハーヴェイ、デイヴィッド・ヨハンセン、ラルフ・シュケット、エレン・シプレイ、ボブ・ドルー、ウィリアム・S・バロウズ、ザ・パーシュエイションズ、キャシー・ダルトン、エルヴィス・コステロ&ブロドスキー・ストリング・カルテット、ベティ・カーター、ゲットリジナル・ダンス・カンパニー、ルー・リード、チャーリー・ヘイデンと、ユニークにして豪華な顔ぶれとなっている。
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国カナダ
- 時間91分
- 監督ラリー・ワインスティーン
- 主演ニック・ケイヴ
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アイリッシュ・トラディショナル・フォーク・ミュージックとパンク・ロックの美しい融合によって、1980年代~90年代初頭に世界を熱狂させたバンド、ポーグス。彼らの栄光の歴史を、酔いどれリーダー、シェイン・マガウアンの活動に焦点を当て、貴重なインタビューとライヴ映像を盛り込んで綴る音楽ドキュメンタリー。
ネット上の声
- 今週末、ジョニー・デップが製作を務めた「シェイン 世界が愛する厄介者のうた」が公
- Whatever happened to that old song…
- 歯抜け天使の詩
- アル中でヘロヘロでダメダメなのに、皆から愛されちゃう、子供のように無垢な瞳をした
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国イギリス
- 時間91分
- 監督サラ・シェアー
- 主演シェイン・マガウアン
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近未来の最新鋭ハイテク刑務所を舞台に、上層部の陰謀により互いに憎しみ合うように仕向けられた囚人たちの姿を描くサイコ・ホラー。監督は、多数のヴィデオ・クリップを手がけたジョン・ヒルコート。カリスマ的人気を誇るロック・バンド、ノイバウテンのブリクサ・バーゲルドや、ニック・ケイヴ(主演も)、ミック・ハーヴェイなどの人気ミュージシャンが音楽を担当。90人の出演者のうち50人が実際に服役中の囚人という異色作。
ネット上の声
- 「亡霊の檻」
- ジョン・ヒルコートの長編デビュー作で、近未来の刑務所を舞台にした暴動モノ…という
- 断片的に綴られる囚人たちの日々がダウナーで詩的でやたらとカッコいい
- 昔、ちらっとニック・ケイブ見たさで観ました
サスペンス
- 製作年1988年
- 製作国オーストラリア
- 時間90分
- 監督ジョン・ヒルコート
- 主演ニック・ケイヴ
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オーストラリアのシンガーソングライターで作家・脚本家・画家・俳優としても知られるニック・ケイブが、その音楽人生で初めて組んだバンド「バースデイ・パーティ」のドキュメンタリー。
1970年代に学校で知り合ったニック・ケイブ、ミック・ハーベイ、フィル・カルバートにより結成された「ボーイズ・ネクスト・ドア」を前身とするポストパンクバンド「バースデイ・パーティ」。商業性を無視し、己の魂の表現のみを目的に破滅的なライブを繰り広げ、音楽シーンに多大な影響を与えるも、オーストラリアからイギリス、ドイツへと拠点を移し、1983年に自滅した。その6年間の軌跡をインタビューやライブ映像、未公開プライベート映像、アニメーション映像などでたどり、バンドの無政府主義的な精神性や破滅的ライフスタイルをメンバー自身の言葉で振り返る。
メンバーのミック・ハーベイが音楽監修を手がけ、彼らの長年の友人である映画監督ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮に名を連ねた。監督は、オーストラリアで多くのミュージシャンのポスターやアートワークを手がけた後、社会派映像作家として活動するイアン・ホワイト。
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国オーストラリア
- 時間---分
- 監督イアン・ホワイト
- 主演ニック・ケイヴ