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オーストラリアのシンガーソングライターで作家・脚本家・画家・俳優としても知られるニック・ケイブが、その音楽人生で初めて組んだバンド「バースデイ・パーティ」のドキュメンタリー。
1970年代に学校で知り合ったニック・ケイブ、ミック・ハーベイ、フィル・カルバートにより結成された「ボーイズ・ネクスト・ドア」を前身とするポストパンクバンド「バースデイ・パーティ」。商業性を無視し、己の魂の表現のみを目的に破滅的なライブを繰り広げ、音楽シーンに多大な影響を与えるも、オーストラリアからイギリス、ドイツへと拠点を移し、1983年に自滅するように解散した。その6年間の軌跡をインタビューやライブ映像、未公開プライベート映像、アニメーション映像などでたどり、バンドの無政府主義的な精神性や破滅的ライフスタイルをメンバー自身の言葉で振り返る。
メンバーのミック・ハーベイが音楽監修を手がけ、彼らの長年の友人である映画監督ヴィム・ヴェンダースが製作総指揮に名を連ねた。監督は、オーストラリアで多くのミュージシャンのポスターやアートワークを手がけた後、社会派映像作家として活動するイアン・ホワイト。
ドキュメンタリー
- 製作年2023年
- 製作国オーストラリア
- 時間98分
- 監督イアン・ホワイト
- 主演ニック・ケイヴ
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ニック・ケイヴ、地球での20,000日目。創作の源泉、過去の亡霊、そして音楽との対話。虚実が交錯する、ある一日の記録。
音楽界のカリスマ、ニック・ケイヴの地球における20,000日目という架空の一日を追うドキュメンタリー。朝、ベッドで目覚め、タイプライターで言葉を紡ぎ、スタジオでバンドメンバーとセッションを繰り広げる。その日常風景の中に、突如として過去の協力者たちが幻影のように車に同乗し、対話を始める。カイリー・ミノーグ、ライ・クーダー、そして俳優のレイ・ウィンストン。彼らとの会話から浮かび上がるのは、ニック・ケイヴというアーティストの創作哲学、インスピレーションの源、そして彼を形作った記憶の断片。これは単なる音楽ドキュメンタリーではない。一人の人間の内面世界を、詩的かつドラマティックに描き出す、革新的な映像体験。
ネット上の声
- 架空のドキュメンタリー
- ニック・ケイヴの生誕20000日目を記念(?)したドキュメンタリー
- ニック・ケイヴが演じるニック・ケイヴ
- ニック・ケイヴが演じるニック・ケイヴ
ドキュメンタリー
- 製作年2014年
- 製作国イギリス
- 時間97分
- 監督イアン・フォーサイス
- 主演ニック・ケイヴ
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鬼才クルト・ヴァイルの楽曲が現代に蘇る。豪華アーティストが織りなす、唯一無二の音楽ドキュメンタリー。
20世紀ドイツの作曲家クルト・ヴァイルの世界。ルー・リード、ニック・ケイヴ、PJハーヴェイら、ジャンルを超えたアーティストたちが集結。彼らが独自の解釈でヴァイルの名曲を再構築する様を記録。これは単なるトリビュートではない。退廃的で美しいメロディと痛烈な社会風刺が、現代の映像美と融合する瞬間。時代を超えて響く、ヴァイルの魂の叫び。
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国カナダ
- 時間91分
- 監督ラリー・ワインスティーン
- 主演ニック・ケイヴ
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アイルランドの魂をパンクに乗せた伝説のバンド「ザ・ポーグス」。破天荒な天才シェイン・マガウアンの栄光と破滅の軌跡。
激動の20世紀、アイルランドとロンドン。類まれな詩的才能と、アルコールに溺れる破滅的な生き様で知られるミュージシャン、シェイン・マガウアン。アイルランドの伝統音楽とパンクロックを融合させた彼のバンド「ザ・ポーグス」は世界的な成功を収める。しかし名声の裏で、彼の自己破壊的な衝動は加速。酒、ドラッグ、そして内なる悪魔との終わりなき闘い。天才詩人の魂の叫び。
ネット上の声
- 今週末、ジョニー・デップが製作を務めた「シェイン 世界が愛する厄介者のうた」が公
- Whatever happened to that old song…
- 歯抜け天使の詩
- アル中でヘロヘロでダメダメなのに、皆から愛されちゃう、子供のように無垢な瞳をした
ドキュメンタリー
- 製作年2001年
- 製作国イギリス
- 時間91分
- 監督サラ・シェアー
- 主演シェイン・マガウアン
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脱出不可能な監獄要塞。極限状況に置かれた囚人たちが、狂気へと堕ちていく衝撃のバイオレンス。
オーストラリアの砂漠にそびえ立つ、最新鋭の最高警備刑務所。そこは、凶悪犯たちが収容される「生ける墓場」。徹底的な管理体制の下、囚人たちの人間性は徐々に破壊されていく。些細なきっかけから生まれる暴力の連鎖。看守による非道な仕打ち。出口のない絶望的な日々は、やがて囚人たちを狂気の淵へと追い詰める。そしてついに、施設全体を巻き込む大規模な暴動へと発展。秩序が崩壊した監獄で繰り広げられる、血と暴力の黙示録。人間の尊厳を問う、あまりにも陰鬱で強烈な物語。
ネット上の声
- 「亡霊の檻」
- ジョン・ヒルコートの長編デビュー作で、近未来の刑務所を舞台にした暴動モノ…という
- 断片的に綴られる囚人たちの日々がダウナーで詩的でやたらとカッコいい
- 「欲望のバージニア」のジョン・ヒルコート初監督作品
サスペンス
- 製作年1988年
- 製作国オーストラリア
- 時間90分
- 監督ジョン・ヒルコート
- 主演ニック・ケイヴ