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寺山修司が監督・脚本を手がけ、自身の同名歌集を映画化した自伝的作品。青森県・恐山のふもとの村。少年時代の“私”は父を亡くし、古い家屋で母と2人で暮らしていた。少年の唯一の楽しみは、イタコに父の霊を呼び出してもらい会話することだ。隣家に嫁いできた美しい女性や村にやって来たサーカス団が、少年を家出の誘惑へと駆り立てる。やがて上京した“私”は中年となり、1本の映画を撮る。そんな“私”の前に、少年時代の自分が現れ……。「十三人の刺客」などの菅貫太郎が主演を務め、隣家の妻を八千草薫が演じた。
ネット上の声
- 今の時代にこんな映画を撮れる人いますかね
- 頭モヤモヤする人の心をズバッと打ちます
- 不思議で幻想的だが破綻はしていない
- 寺山修司の青森、万人向きではない
ヒューマンドラマ
- 製作年1974年
- 製作国日本
- 時間102分
- 監督寺山修司
- 主演菅貫太郎
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実在の事件をヒントに異常性愛の快楽に耽溺し、自ら破滅していく女医を描く。脚本・監督は新人深尾道典、撮影は塚越竪二が担当。
- 製作年1973年
- 製作国日本
- 時間51分
- 監督深尾道典
- 主演白石奈緒美
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政岡としや原作の劇画の映画化。男気があり、度胸もあるが、チョッピリ間の抜けたチンピラ極道を描く。脚本は「広島仁義 人質奪回作戦」の松本功、監督は「夜明けの旗 松本治一郎伝」の山下耕作、撮影は「やくざ戦争 日本の首領」の増田敏雄がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 「うちからのプレゼント、うちのあこの毛です
- 極道(ヤクザでない)に憧れるも、眠っているヒロインにすら手が出せない川谷拓三が普
- 原作漫画が元々そうだからか、コメディタッチが過ぎるのだが最終的にはヒューマンドラ
- 川谷拓三の天がかわゆい極道青春(ラブ)ストーリー!ケガしないようにお毛毛を御守り
アクション
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間83分
- 監督山下耕作
- 主演川谷拓三
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日活で蔵原惟繕、神代辰巳、藤田敏八、田中登、加藤彰、曽根中生などの助監督をやっていた29歳の李学仁(イー・ハギン)の処女作。在日朝鮮人が監督する最初の長編劇映画である。緑豆社は、李とカメラマンのアン・スンミンとが作っていた独立プロダクションで、「異邦人の河」は中村敦夫が製作費を出して誕生した緑豆社の第一回作品。李の国籍は韓国、安の国籍は朝鮮民主主義人民共和国。主演の朴雲煥(パク・ウナン)は、「キャロル」のメンバーだったジョニー・大倉で、彼はこの映画の音楽も担当している。朴はここで日本人の仮面をはずし、はじめて本名を名のったのである。(16ミリ)
ネット上の声
- 佳那晃子の美貌を愛でる映画?
- 「キャロル」のメンバーだったジョニー大倉=朴雲煥は、この作品で日本人の仮面を外し
- 在日はもはや6世もいるけれど相変わらず参政権すらないので、そんなに「昔の」話しで
- ヒロイン役の佳那晃子さんってこの映画の当時は大関優子って名前で活動していたんだね
ヒューマンドラマ
- 製作年1975年
- 製作国日本
- 時間115分
- 監督李学仁
- 主演朴雲煥
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源平合戦を題材に、双方の大将、源義朝と平清盛の間を往来した薄幸の白拍子常盤御前の性を描く。脚本・監督は「女医の愛欲日記」の深尾道典、撮影は原田裕平がそれぞれ担当。
時代劇
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間62分
- 監督深尾道典
- 主演八並映子