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文革時代の北京から内モンゴルの大草原へ。都会の少年と遊牧民の家族が織りなす、魂の交流の物語。
1970年代、文化大革命の嵐が吹き荒れる中国。両親を失った9歳の少年シュールは、北京から内モンゴルの大草原へと送られる。言葉も通じず、遊牧民の生活に戸惑うシュール。しかし、養母セチェンや家族の深い愛情、そしてどこまでも広がる大自然の雄大さ。それらが少年の心を少しずつ溶かしていく。厳しい自然の中で生きる人々の絆と、失われた家族への想い。少年が本当の家族を見つけるまでの、感動の軌跡。
ネット上の声
- これはモンゴルの映画の代表的な作品といっても良いのではないかと思うほどモンゴル文
- 壮大な草原に融合したモンゴルの人々!
- モンゴル映画って、たぶん初めて観た
- きらめく草原の光
ヒューマンドラマ
- 製作年2002年
- 製作国中国
- 時間113分
- 監督サイフ
- 主演ナーレンホア
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モンゴル古謡に誘われるように、許婚を探しに故郷へ帰った青年を描いた一編。監督は「黒い雪の年」「香魂女」など第4世代の旗手として活躍するシェ・フェイ。脚本は、回族出身で理想主義の作家として知られるチャン・チョンチーが82年に発表した『黒駿馬』を自身で執筆。キャストは原作をいかすため、主演・音楽を担当した有名歌手のテンゲルをはじめ、すべてモンゴル人で固められ、言語はモンゴル語と決められた。撮影はシェ・フェイとは「蕭蕭(シャオシャオ)」で組んだフー・シンチョン、 美術は「黒い雪の年」「おはよう北京」のリー・ヨンシンがそれぞれ担当。共演はナーレンホア、モンゴル共和国の人間国宝級の女優タリカスーロンほか。中国映画祭96で公開。
ヒューマンドラマ
- 製作年1995年
- 製作国中国,香港
- 時間113分
- 監督シェ・フェイ
- 主演ナーレンホア
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チベットの大草原、少年と白い馬の絆。過酷な自然と運命に立ち向かう、ひと夏の成長物語。
夏のチベット高原。8歳の少年インキシュは、祖母から聞いた「白い馬は幸せを運ぶ」という言い伝えを信じていた。ある日、群れから離れた一頭の白い仔馬と運命的な出会いを果たす。家族のように仔馬を育てるインキシュの穏やかな日々。しかし、厳しい冬の到来と、馬を狙う狼の群れが彼らの平穏を脅かす。大切な存在を守るため、少年はたった一人で過酷な自然に立ち向かう決意。少年が試される勇気と知恵。彼と馬を待ち受ける、避けられない運命の予感。
ネット上の声
- けなげな奥さんとグータラ亭主
- 久しぶりに心洗われました
- この、甲斐性なしっ!
- 遊牧民の尊厳と現実
ヒューマンドラマ
- 製作年2005年
- 製作国中国
- 時間105分
- 監督ニンツァイ
- 主演ニンツァイ
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中国映画界第四世代にあたるシェ・フェイ監督とウー・ラン監督の共同監督による秀作。閉鎖的な封建社会の中に生きた娘の半生を、自然を背景に見事なタッチで描いた一篇。87年、モンペリエ映画祭ゴールデンパンダ賞受賞。
- 製作年1986年
- 製作国中国
- 時間102分
- 監督シェ・フェイ
- 主演ナーレンホア