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アルゼンチンの首都ブエノスアイレスを舞台に、それぞれ恐怖症を抱えた孤独な30代男女の恋を描いたロマンティックコメディ。閉所恐怖症の建築家マリアナは、本業ではうまくいかず、ショーウィンドウを装飾する仕事に就いてマネキンばかりを相手にする日々。一方、広場恐怖症のウェブデザイナーのマルティンは、7年前に恋人に捨てられてから、飼い犬だけを相手に引きこもり生活を続けていた。そんなある日、2人は偶然チャットで知り合い、会話も盛り上がるが、突然停電が起こってしまい……。マリアナ役は「女王フアナ」「シルビアのいる街で」などで知られるスペインの実力派ピラール・ロペス・デ・アジャラ。
ネット上の声
- いつもなにかが悲しくて、いつもなにかを悲しむという贅沢の中で息をしている
- みんな探している、みんな求めている、何かを
- ネット時代の愛を恋するムードある秀作映画
- ブエノスアイレスの“めぐり逢い”
ヒューマンドラマ
- 製作年2011年
- 製作国アルゼンチン,スペイン,ドイツ
- 時間95分
- 監督グスタボ・タレット
- 主演ハビエル・ドロラス
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「ミツバチのささやき」「エル・スール」の名匠ビクトル・エリセが、「現代スペインで最も優れた映画作家」と絶賛するホセ・ルイス・ゲリン監督のミステリードラマ。ヨーロッパの古都にあるホテルの一室で目覚めた画家志望の青年は、街のカフェに行くと、かつてバーで会ったことのある美しい女性シルビアの姿を見つける。青年はそのシルビアと思しき女性を追いかけて街中を駆けずり回るが……。
ネット上の声
- 観ているのが苦痛。私にはついていけず。
- ただ感じたまま観賞したほうがいいですね
- 商業をとるか、芸術をとるか、悩ましい
- 1点:100円払うのも、もったいない
ヒューマンドラマ
- 製作年2007年
- 製作国スペイン,フランス
- 時間85分
- 監督ホセ・ルイス・ゲリン
- 主演グザヴィエ・ラフィット
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2015年4月に106歳で亡くなるまで、精力的に映画を撮り続けたマノエル・ド・オリベイラ監督が101歳の時にメガホンをとった一作。若くして亡くなった娘の写真撮影を依頼されたイザクは、白い死に装束姿で花束を手に眠るように横たわるアンジェリカにカメラを向けた。イザクがピントを合わせた瞬間、ファインダー越しのアンジェリカがまぶたを開き、イザクにやさしく微笑んだ。驚きながらも撮影を終えたイザクが写真を現像すると、今度は写真の中からアンジェリカが微笑みかけた。連続する不思議な出来事から、すっかりアンジェリカに心を奪われてしまったイザク。そんな彼の思いに応えるかのように、アンジェリカの幻影がイザクの前に姿を現す。イザク役にオリベイラ作品の常連俳優で、監督の実の孫でもあるリカルド・トレパ。アンジェリカ役に「女王フアナ」「シルビアのいる街で」のピラール・ロペス・デ・アジャラ。
ネット上の声
- 若くして亡くなった美女の遺影を任された青年が、彼女の不思議な微笑みに心奪われ体験
- ずばり、好き嫌いが分かれる作品です。 美しい画面からは常にほの暗さ...
- 「究極の愛の物語」では済ませたくない
- 「なんか面白そう」で見る作品ではない
ヒューマンドラマ
- 製作年2010年
- 製作国ポルトガル,スペイン,フランス,ブラジル
- 時間97分
- 監督マノエル・ド・オリヴェイラ
- 主演リカルド・トレパ
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大航海時代に君臨し、狂気的で一途な愛に生きた女王フアナの壮絶な人生を「アマンテス/愛人」のヴィセンテ・アランダ監督が描く。主演は本作でゴヤ賞とサンセバスティアン映画祭の主演女優賞を受賞した新星ピラール・ロペス・デ・アジャラ。本国スペインでは国民的大ヒットを記録した。
ネット上の声
- マリー以上の悲劇のヒロイン。
- 良かった。これぞ女の情念
- 狂気の愛の物語。
- かわいくて怖い
ヒューマンドラマ
- 製作年2001年
- 製作国スペイン,イタリア,ポルトガル
- 時間117分
- 監督ヴィセンテ・アランダ
- 主演ピラール・ロペス・デ・アジャラ