1993年、教会前の虐殺事件を生き延びた少年。10年後、彼はバスをジャックし、ブラジル全土を震撼させる事件の主犯となる。
1980年代のブラジル、リオデジャネイロ。ストリートチルドレンとして生きるサンドロは、仲間たちが警官に虐殺される事件の惨劇を生き延びる。心に深い傷を負ったまま成長した彼は、母親探しの旅の果てに絶望し、衝動的に路線バスをジャック。人質を盾に警察と対峙する彼の姿はテレビで生中継され、ブラジル中が固唾を飲んで見守る事態に。彼の脳裏には、貧困と暴力にまみれた過酷な日々と、虐殺の夜の記憶が蘇る。社会の闇に葬られた彼の叫びが、予測不能な結末へと暴走していく。
ネット上の声
- 果てしない環境の悪さ
- スラムの劣悪な実情
- 難しいな・・・
- 言いたいことは山ほどあるけど適した表現が見つからない
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国ブラジル
- 時間112分
- 監督ブルーノ・バレット
- 主演ミシェル・ゴメス