故郷を捨てた男たちが、それぞれの想いを胸に一台のタンデム自転車で国境を越える。これは、希望と再生をかけた奇妙で心温まるロードムービー。
舞台は現代のブルガリア。出稼ぎ先のドイツで職を失ったガイガーは、亡き祖父の遺言を果たすため、一台の古いタンデム自転車で故郷を目指す旅へ。その道中、同じく故郷を追われたジプシーの青年ツベタンと出会う。言葉も文化も違う二人。最初は反発し合いながらも、ペダルをこぐうちに奇妙な友情が芽生え始める。行く先々で出会う人々との交流、次々と巻き起こる予期せぬトラブル。彼らはそれぞれの過去と向き合い、未来への希望を見出していく。果たして、二人は無事に故郷へたどり着けるのか。国境を越える彼らの旅路が、観る者の心に温かい感動を届ける。
ネット上の声
- 事故で記憶喪失になった青年サシコが、迎えに来たおじいちゃんと自転車に乗って旅して
- ほのぼのロードムービーに見えるけど、結構社会派な側面大きいです
- 1980年代のブルガリアの状況がわかって
- 負けたり勝ったりを繰り返し…それが人生
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国ブルガリア,ドイツ,ハンガリー,スロベニア,セルビア
- 時間105分
- 監督ステファン・コマンダレフ
- 主演ミキ・マノイロヴィッチ