2008年・第61回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、同年のヨーロッパ映画賞では作品賞、監督賞ほか5冠を達成。イタリア南部ナポリを本拠に、かつてのマフィアをはるかに凌ぐ権力と経済力を誇る犯罪組織「カモッラ」の暗部を描き出した社会派ドラマ。組織同士の抗争が絶えない地域で育った少年トトはある日、度胸試しの儀式を経験して組織の一員となるが、友人のシモーネは対立するグループに入り、2人の友情は終わりを告げる。トトはあらゆる悪事に手を染めていくが、そんな中、組織から下されたある命令がトトの人生を大きく変えていく。
ネット上の声
- 人物雑多。盛り上がりに欠け退屈感覆らず。
- リアルで冗長なカオスに浮かぶ真実。
- 映画に音楽の重要性を痛感させる作品
- 無音のドライ・マティーニ
ヒューマンドラマ
- 製作年2008年
- 製作国イタリア
- 時間135分
- 監督マッテオ・ガローネ
- 主演トニ・セルヴィッロ