-
「パラダイスビュー」「ウンタマギルー」など、沖縄を舞台にした数々の作品を発表してきた高嶺剛監督が、「夢幻琉球つるヘンリー」以来18年ぶりに手がけた劇映画作品。死に損ないばかりが暮らすバタイ村に暮らすタルガニは、親友のパパジョーともに、この世に絶望した自殺願望者たちの「生き直し」事業を営みながら静かに生きていた。そんなタルガニとパパジョーは、ご禁制の媚薬を盗んだ嫌疑をかけられた村を脱出するハメになってしまう。タルガニ、パパジョー、彼らを追う謎の女たち、生きているのか死んでいるのかもわからない男たち……追う者、追われる者の境目はいつしか消え、時間軸はおかしくなり、島の歴史の神話的領域にまで入り込んでいく。主人公のタルガニ、パパジョー役を平良進、北村三郎という沖縄を代表する2人の俳優が演じる。
ネット上の声
- やなーだわけさー
- 登場人物の極端な「伸縮」に代表される、画面上を縦横無尽に飛行するキャラクターたち
- 脳の体操、心に必要なヘルシー養分を充すためにちょうど良い作品であり、好きである
- いやはや、ゴダールや大林宣彦が沖縄を舞台に映画を撮ったらこんな感じかもしれない
ヒューマンドラマ
- 製作年2016年
- 製作国日本
- 時間81分
- 監督高嶺剛
- 主演平良進
-
沖縄を舞台に、映画製作に挑む母子の姿を現実と虚構、現在と過去を交えて描くドラマ。監督は「もしもしちょいと林昌さんわたしゃアナタにホーレン草 嘉手苅林昌唄と語り」の高嶺剛。脚本は、高嶺監督と仲里効の共同。撮影を「嘉手苅林昌唄と語り」平田守が担当している。主演は、沖縄民謡歌手でもある「嘉手苅林昌唄と語り」の大城美佐子と新人の宮城勝馬。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。
ネット上の声
- 夕暮れ時のほろ酔い のような映画
- 訳がわからなすぎて、ウトウトしかけた時にこれまた訳がわからないギャグで笑いの感情
- 哀しみと迷いと憧れと怒りと思慕をシュール過ぎる笑いで包み隠し切れないシャイなのに
- 高嶺剛のフィルモグラフィーの中でも、とりわけ攻撃的でラジカルな一本と捉えている
ヒューマンドラマ
- 製作年1998年
- 製作国日本
- 時間90分
- 監督高嶺剛
- 主演大城美佐子
-
歌人であり歌手でもあった母親の影響から、自らも沖縄民謡歌手となった嘉手苅林昌。この作品は、75歳という高齢にもかかわらず、現在もコンサート活動や昔唄の発掘に勤しむ彼の唄とインタビューで構成されたドキュメンタリー。監督は「パラダイスビュー」「ウンタマギルー」といったオキナワン・フィルムを撮り続けている高嶺剛。VTR作品。ビデオプロジェクターによる上映。
ネット上の声
- これを見て、オリオンビールにトマトジュースを混ぜて飲むようになった
ドキュメンタリー
- 製作年1995年
- 製作国日本
- 時間57分
- 監督高嶺剛
- 主演嘉手苅林昌