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闇を走る夜汽車、過去を捨てた女が向かうのは希望か、それとも破滅か。一人の女の壮絶な運命の旅路。
夫の暴力から逃れるため、幼い娘を連れて夜汽車に乗り込んだ女、節子。行き先も決めず、ただひたすらに北を目指す逃避行。しかし、閉ざされた車内という空間は、彼女の過去の記憶を呼び覚まし、新たな悪夢を見せる。乗り合わせる怪しげな男たち、そして彼女を追う執拗な影。逃げ場のない絶望的な状況の中、節子が生きるために下す、あまりにも過酷な決断。果たして、彼女がたどり着く終着駅に光はあるのか。
ネット上の声
- 夜汽車の行方?
- 郊外の邸宅に暮らす裕福な百合気味の姉妹、そこに一家の遺産を狙うゲス男が絡んでくる
- 前半、パンやズームが多く、呆けたような間延びした空気感になってて微妙だったけど、
- もしノーヒントでいきなり観たら、これが日活ロマンポルノだとは気付かないかもしれな
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間71分
- 監督田中登
- 主演田中真理
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愛を狩ることを生業とする男。虚構の愛の果てに彼が見た、熱く、そして切ない魂の彷徨。
都会の夜を舞台に、次々と女たちの心を弄ぶ一人の男、ラブハンター。彼の巧みな手口と甘い言葉に、女たちは身も心も委ねていく。しかし、それは彼にとって虚しいゲームでしかなかった。そんな彼の前に現れた、一筋縄ではいかない謎めいた女。彼女との出会いが、男の凍てついた心を少しずつ溶かし始める。それは真実の愛の始まりか、それとも新たな破滅への序曲か。愛を信じられぬ男が初めて知る、肌の熱さと心の渇き。
ネット上の声
- 【車を本来の用途以外で使うとこうなります】
- 既に後の「生贄夫人」を予感させる精神的支配の構図を全編にみなぎらせながら、作品自
- 大金持ちの奥様がヒッピー集団と遭遇したことで日常を破壊され、性の世界へと誘われる
- 右手に持つハサミのアップのリフレインが良かったが、リフレインが良かったわけであっ
ヒューマンドラマ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間67分
- 監督小沼勝
- 主演田中真理
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定説となっている透谷の人間像に全く別の角度から光をあて、彼の右腕にあったといわれるざくろの刺青の謎を軸に、史実をふまえつつ、自由に創作された透谷の人間像を描く。脚本は菅孝行、監督は「恋の狩人 欲望」以来久しく沈黙をつづけていた山口清一郎、撮影は「竜馬暗殺」の田村正毅がそれぞれ担当。
ネット上の声
- 北村透谷については、恥ずかしながら“明治時代の詩人”ぐらいの知識しかなく、代表的
- 今は変わってきていることを祈るけど、ある時期の日本映画ってなんで、立派な人を立派
- 色々と『もどり川』を思い出すような映画だが、退屈さもよく似てる
- ワンシチュエーションで物事を進めて行く構造はいい
ヒューマンドラマ
- 製作年1977年
- 製作国日本
- 時間103分
- 監督山口清一郎
- 主演みなみらんぼう
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戦国時代、縦横無尽に戦場を荒しまわった野武士たちと、女の群盗の集団との権力に屈せず、思うがままに生きる姿を描く。脚本は藤井鷹史と、「セックス・ハンター 濡れた標的」の大和屋竺、監督は「流血の抗争」の長谷部安春、撮影は「情炎お七恋唄」の森勝がそれぞれ但当。
ネット上の声
- 女性性から逃れられない田中さんが泣くシーンそういう人もいたかもという想像力に震え
- 真っ当な戦国活劇を観たかったが、シナリオが大和屋なんでそんなことにはならず、シュ
- 長谷部安春監督が大和屋竺と組んで、時代劇に舞台を移したもうひとつの「野良猫ロック
- 山奥でのロケと撮影所にあるセットだけで戦国時代を表現してしまうところに日活撮影所
時代劇
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間80分
- 監督長谷部安春
- 主演田中真理
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コメディ
- 製作年1972年
- 製作国日本
- 時間72分
- 監督山口清一郎
- 主演原英美