マーティン・スコセッシ監督の「ヒューゴの不思議な発明」(2011)でも中心人物として描かれたフランスの伝説的映画監督ジョルジュ・メリエスが、1902年に製作した世界初のSF映画とされるサイレント作品。6人の天文学者が巨大な大砲の砲弾に乗って月へと飛ぶが、月の住民と遭遇して戦いが起こり、月の王に捕われてしまう。当時としては長尺となる16分間のなかに、史上初めて複数の場面転換を用いた物語性や特殊効果が用いられた記念碑的作品。93年に発見されたカラーフィルムをデジタル修復し、フランスのエレクトロデュオ「エール」が新たにサウンドトラックを制作。12年、ドキュメンタリー「メリエスの素晴らしき映画魔術」とあわせて劇場公開。
ネット上の声
- 120年以上前に製作された短編映画
- 大砲の弾の中に入って発射してもらい、若干腹立つ顔をしているまるい月に突き刺さって
- メリエスのドキュメンタリー映画は見てましたがオリジナル版(見たのは彩色版なので正
- サイレント映画なのに(だからこそ??)分かりやすくて紙芝居を見ている気分になりま
宇宙、 アドベンチャー(冒険)
- 製作年1902年
- 製作国フランス
- 時間16分
- 監督ジョルジュ・メリエス
- 主演ジョルジュ・メリエス