全3作品。黒沢かずこが出演した映画ランキング

女性お笑いトリオ「森三中」のメンバーのうち、ただひとり未婚の黒沢かずこを主人公に女芸人の悲哀と葛藤を描き、2010年・第2回沖縄国際映画祭で2冠を達成した「クロサワ映画」の続編。クリスマス直前の12月23日、黒沢は芸人仲間の光浦靖子、大久保佳代子、椿鬼奴と行きつけのバーで憂さを晴らしていた。しかし、その後に大久保と2人で入った居酒屋で韓国人青年パク・ソンドルと出会い、積極的なアプローチを受けた黒沢はパクにひかれていくのだが……。

お笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造が、バスジャック犯に間違われてしまう男を演じた映画主演作「バスジャック」の続編。ツアー会社に勤める冴えない添乗員の小宮昇は、仕事での失敗が続いてクビになりそうになる。小宮に好意を寄せる同僚の岡田花子の口添えのおかげでクビは免れたが、代わりにミステリーツアーを企画するよう言い渡される。どのような企画にするか悩む小宮に対し、岡田は、かつてバスジャック犯に間違われたことのある小宮がバスジャック犯を演じる「バスジャックツアー」を提案してくるが……。遠藤が主人公・小宮を演じ、同僚の岡田役は「森三中」の黒沢かずこが担当。そのほか、「フットボールアワー」の岩尾望やジミー大西、「Vシネマの帝王」こと小沢仁志ら個性的な共演陣がそろった。

女性お笑いトリオ「森三中」のメンバーのなかで、ただひとり未婚の黒沢かずこ。そんな黒沢はある日、パーティ会場でイケメン俳優の渋江譲二に声をかけられ、たちまち恋に落ちる。2人の仲は徐々に深まっていくかに見えたが……。女芸人の悲哀と葛藤（かっとう）を描き、第2回沖縄国際映画祭の長編プログラム“Laugh部門”グランプリ＆審査員特別賞を受賞した。キャストのほぼ全員が本人役で出演している。