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「私は殺される」「栄光の都」のアナトール・リトヴァクが製作・監督した野心作で、メアリー・ジェーン・ウォードの自伝小説の映画化である。脚本は「愛のあけぼの」のフランク・パートスとミレン・ブランドが共同執筆した。撮影は「淑女と拳骨」のレオ・トーヴァーで、音楽はアルフレッド・ニューマンが作曲した。なお製作にはリトヴァークにロバート・バスラーが共同している。主演は「遥かなる我が子」「暗い鏡」のオリヴィア・デ・ハヴィランドで新人マーク・スティーヴンス、「青の恐怖」「ヘンリー五世」のレオ・ゲン、「紳士協定」でアカデミー助演賞を得たセレステ・ホルムが共演するほか、グレン・ランガン、ヘレン・クレイグ、ビューラ・ボンディ、リーフ・エリクソン、リー・パトリック等が助演している。
ネット上の声
- 凄い題材。凄い演技。精神病院の群衆描写に打ちのめされる!
- 映画史に埋もれたニューロティックの大傑作
- 41年度オスカー主演女優賞ノミネート作品
- “カッコーの巣”の元ネタは“蛇の穴”
精神障害、 サスペンス
- 製作年1948年
- 製作国アメリカ
- 時間108分
- 監督アナトール・リトヴァク
- 主演オリヴィア・デ・ハヴィランド
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風来坊の青年が捕鯨船の乗組員となる。その船長エイハブは顔に深い傷を負い、鯨の骨で作った義足をつけていた。モビー・ディックと呼ばれる白鯨に片足を食いちぎられたエイハブは復讐に燃える。捕鯨船は大荒れの海を乗り越え、やがて白鯨と遭遇。ついに対決の時が来た! 鯨との壮絶な対決は大迫力。グレゴリー・ペックの鬼気迫る熱演も見もの。
ネット上の声
- 有名過ぎる原作は未読、クリヘム主演のサイドストーリー『白鯨との闘い』は鑑賞済
- 巨大な白鯨に片脚を奪われた捕鯨船の船長の復讐を描いたアニマルアクションドラマ
- クライマックス書いてるんで、観た人だけね
- ハーマン・メルビル原作★大迫力文芸大作★
船上、 復讐、 文芸・史劇
- 製作年1956年
- 製作国アメリカ
- 時間116分
- 監督ジョン・ヒューストン
- 主演グレゴリー・ペック
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伊藤整の完訳をめぐって起訴問題を起したイギリスの文豪P・H・ローレンスの代表作『チャタレイ夫人の恋人』の初めての映画化。監督は「巴里の気まぐれ娘」のマルク・アレグレで新聞記者出身のガストン・ボヌールとフィリップ・ド・ロトシールが小説を劇化し「うたかたの恋」の作者ジョゼフ・ケッセルとマルク・アレグレが共同脚色した。台詞は、ローレンスの原作よりアレンジしている。撮影は「彩られし幻想曲」のジョルジュ・ペリナール、音楽は「やぶにらみの暴君」のジョゼフ・コスマ。主な出演者は、「赤と黒(1954)」のダニエル・ダリューがチャタレイ夫人に扮し、「白い国境線」のエレノ・クリザ、「哀愁のモンテカルロ」のレオ・ゲンと仏、伊、英の三スターが顔をそろえる。他に「別れの曲」のジャニーヌ・クリスパン、「夫は偽者」のジャン・ミュラー、「間諜都市」のジェラール・セティ等。
ヒューマンドラマ
- 製作年1955年
- 製作国フランス
- 時間102分
- 監督マルク・アレグレ
- 主演レオ・ゲン
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アーヴィング・アレンとアルバート・R・ブロッコリが製作にあたり、イギリスのテレンス・ヤング「鷲の谷」が監督した1953年作品で、英国で製作されたテクニカラーの戦争映画。ヒラリー・セント・ジョージ・ソーンダースの小説を著者自身潤色し、リチャード・メイボウム「暗黒街の巨頭」とフランク・S・ニュージェント「静かなる男」が脚色した。撮影は「文化果つるところ」のジョン・ウィルコックス、音楽はジョン・アディソンの担当。主演は「砂漠部隊」ノアラン・ラッドと「クオ・ヴァディス」のレオ・ゲンで、助演者は新人スーザン・スティーブン「貴方は若すぎる」、トマス・ヒースコート、パトリック・ドーナンらの英国俳優たち。
アクション
- 製作年1953年
- 製作国イギリス
- 時間87分
- 監督テレンス・ヤング
- 主演アラン・ラッド
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リチャード・メイボウムと「虎の行動」の監督テレンス・ヤングの共作書下ろし脚本を、テレンスヤング自身が監督した第二次大戦中の英軍捕虜脱出記。リビア砂漠が舞台になっている。撮影は「朝やけ雲」のテッド・ムーア、音楽はケン・ジョーンズ。主演は「旅券八二四一の女」のヴィクター・マチュア、「最後の決死隊」のレオ・ゲン、イタリア出身の女優ルチアナ・パルッツィ。他に「旅券八二四一の女」のボナ・コリーノ、ジョージ・コーロリスが助演する。英国側人材が主力を占める作品である。製作フィル・C・サミュエル。
ネット上の声
- 「昔の戦争映画だが007シリーズの原型として興味深い作品で戦車場面は迫力がある」
- 製作年1958年
- 製作国アメリカ
- 時間105分
- 監督テレンス・ヤング
- 主演ヴィクター・マチュア
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「ジェット機M7号」のアンソニー・ダーンボローが一九五三年に製作した思春期映画。「落ちた偶像」(附加台詞)のレスリー・ストームが脚本をかき、わが国初登場のアンソニー・ペリッシア(「アンコール」)が監督した。撮影は「四重奏」のレジナルド・ワイヤー、音楽作曲は「バラントレイ卿」のウィリアム・オルウィンの担当。出演者は「哀愁の湖」のジーン・ティアニー、「クオヴァディス」のレオ・ゲン、「剣と薔薇」のグリニス・ジョンズ、「ホフマン物語」のパメラ・ブラウン、ウォルター・フィッツジェラルド(「落ちた偶像」)、メグス・ジェンキンズなどである。
ヒューマンドラマ
- 製作年1953年
- 製作国イギリス
- 時間82分
- 監督アンソニー・ペリシアー
- 主演レオ・ゲン
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ハワード・クルーズの原作・脚本により「海駆ける男」の製作者、マイケル・カレラスが製作・監督した戦記映画。撮影監督は「フランケンシュタインの逆襲」のジャック・アシャー、作曲はレナード・サルジード、演奏指揮をジョン・ホリングスワースがとった。主演は「白鯨」のレオ・ゲン、「アンナ・カレニナ」のキーロン・ムーア、「怒りの海」のマイケル・メドウィンなど。
戦争
- 製作年1957年
- 製作国イギリス
- 時間86分
- 監督マイケル・カレラス
- 主演レオ・ゲン
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ステファン・ツヴァイクの小説『ある女の二四時間』(Vier und Zwanzig Stunden aus dem Leben einer Frau)をウォレン・チェサム・ストロードが脚色し、「印度の放浪児」のヴィクター・サヴィルが監督したアイヴァン・フォクスウェル製作の一九五二年度色彩恋愛心理劇。「ホフマン物語」のクリストファー・チャリスが撮影し、音楽監督は「銀の靴」のルイス・レヴィ。「ベルリン特急」のマール・オベロンと「命ある限り」のリチャード・トッドが主演し、これを助けて「蛇の穴」のレオ・ゲン、「夜霧の都」のスティーブン・マレイ、ジョーン・ダウリングなどが出る。
- 製作年1952年
- 製作国イギリス
- 時間91分
- 監督ヴィクター・サヴィル
- 主演レオ・ゲン
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ハリー・リーの原案をハーバート・クレッツマーが脚本化、「ナイルを襲う嵐」のテレンス・ヤングが監督したストリップ・ショウを舞台とする犯罪映画。撮影オットー・ヘラー、作曲エリック・スピア。出演は「ギャング紳士録」のジェーン・マンスフィールド、「ローマで夜だった」のレオ・ゲン、「黙示録の四騎士」のカール・ハインツ・ベーム、ほかにクリストファー・リーなど。製作セリム・キャタン。
サスペンス
- 製作年1959年
- 製作国イギリス
- 時間101分
- 監督テレンス・ヤング
- 主演レオ・ゲン
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暗黒大陸アフリカ、英領ケニヤのモンバサを舞台にウラニウム資源をめぐって展開するアクション・ドラマ。ジェームズ・イーストウッドの『豹の爪跡』を原作にリチャード・イングリッシュが脚本を書き、「白人部隊撃滅」のジョージ・マーシャルが監督した。撮影監督は「潮風のいたづら」のフレデリック・A・ヤング、音楽はハンフリー・サールが作曲「王子と踊子」のミューア・マシーソンが演奏指揮をつとめた。主演は、「怒りの刃」のコーネル・ワイルド、「六番目の男」のドナ・リード、「白鯨」のレオ・ゲン。英国きってのトランペット奏者エディ・カルヴァートが特別出演。
- 製作年1957年
- 製作国アメリカ,イギリス
- 時間90分
- 監督ジョージ・マーシャル
- 主演コーネル・ワイルド